雪くま

 
と言っても、何のことやら判らない人が圧倒的大多数ほとんど全員でしょうね(笑)
簡単に説明しますと
「埼玉県熊谷市で町おこしの一環としてブランド化した氷菓(かき氷)」であります
もちろん、かき氷をわざわざ『雪くま』と名乗るには一定の基準がありまして

  ・おいしいと市が自負する地元の水を使った氷を使用していること
     熊谷市の水道水は他の同規模の都市と比較して味が良いことで知られる
  ・昔ながらの削り方によってふんわりとした雪のような食感にしていること
  ・シロップ等をオリジナルで考えていること

2006年から始まって、年々取り扱い店舗が増えているのだそうですが
「オリジナルであること」が統一基準という、矛盾した特徴があるため
各店舗それぞれ違う味や盛り付けになってしまい
食べ歩きの対象になるというのが「町おこし」なんでしょうね

夏休みになって3日目、当初の天気予報に反して晴天が続く中
今日はちょっと時間があったので「食べ歩き」とは行きませんが
我が家から一番近い籠原の『シノン洋菓子店』さんに行ってみました


 
キャラメルちーずパフェ

今年の新作、『キャラメルちーずパフェ』であります
中年男性はキャラメル味に弱いという話をどこかで聞きましたが
ワタクシもその例に漏れず、こういうの大好きであります。うんまい!
 

黒みつきな粉あずきパフェ

こちらはツレアイが注文した『黒みつきな粉あずきパフェ』
ちょっと味見させてもらったのですが
それぞれ微妙に差のある具材の甘さが複雑な余韻を醸し出し
口の中に入れて溶けるまでのわずかな時間で味の変化を感じるのです


でね、メニューにはそれぞれ「かき氷」と「パフェ」があって
「パフェ」が80円お高くなっているのです
何が違うんですかと訊ねたら、「パフェ」にはアイスクリームが載っているのだそうです
で、滅多にこういうもの食べないから欲張って「パフェ」を頼んだのですが
ふんわりとした雪のようなかき氷の上にズンとアイスが載ってしまうわけで
重心が極めて上方にあり、かつ足元が危ういという
まことに不安定な状態になるんですね(笑)
それで早いとこアイスを食べようとスプーンですくおうとしても
アイスはまだ固いのでうまく削れません...
横に落っこちそうになったり、かき氷の山にめり込んでしまったり
やっぱり普通にかき氷だけを頼めばよかったかな

雪くまを食べたのは今回が初めて...というより、かき氷自体ずいぶん久しぶりでしたが
氷の食感が懐かしく思えました
夏休みの間にもう一軒、いや、ここの別メニューでもいいから
食べておきたいなと、珍しく思ってしまったのでした