風邪の緒症状

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「諸症状」ではなく「緒症状」、書き間違いではありません
「おや? 風邪かな?」という予兆、あるいはひきかけの最初期症状
つまり「端緒の症状」という意味で勝手に使っている言葉です

これには一般的に共通する症状もいろいろあると思うのですが
個々人で「自分の場合はこうなると風邪だ」というのがあり
ワタクシの場合
 1) 二の腕の裏側、上腕三頭筋あたりに悪寒を感じる
 2) 字を書いたりPCのマウス操作の際に机上に置いた手のひらが冷たく感じる

この2点が揃うと風邪をひいたなということになります
そのあと
 3) 太ももの辺りが重く感じたり痛みが出る
 4) 頭が熱っぽくなる

となるのですが
ここまで来るともはや初期症状ではなく、本格的な全身症状です


実は、先週の金曜日頃から上記(1)の症状が出て
週末いろいろ用事を抱えて厄介なことになったなぁと思ったのですが
続けて出るはずの(2)の症状が現れないのですね
風邪をひくかもしれないという中途半端な状態で週末を過ごしたのですけど
これって厭な感じですね
日曜日に大宮を歩いて汗をかき、妙にスッキリした気分になったのですが...

月曜日、仕事場に向かうクルマのハンドルを持つ手が少々だるいのです
仕事場に着いて机に向かうと案の定、手が冷たく感じるではないですか
ようやく風邪に向かって一歩踏み出しました。思えばここまで長かった

新型インフルエンザが流行していることでもありますので
周囲に心配や迷惑をかけぬよう、午後からさっさと早退してきました
それで布団に入って本を読みながら寝てしまったのですが...けっこう寝ましたなぁ
長い時間横になっていたので、涼しくなって復活した腰痛は酷いことになって
その上布団の暖かさで頭の中がぼぉっとしてます
そのくせ身体の内部、体温計で測った体温は平熱なんですね
身体は痛くてヨレヨレなのに、風邪の症状が見当たらない

あちゃぁ、しまった

どうやら風邪が本格的になる前に押さえ込んでしまったみたいです
ワタクシ、「風邪は峠を越さなければ治りもしないし薬も効かない」というのが持論です
発熱というのは、自分の身体が体内の毒と戦っている現れですから
高熱を出して毒を焼ききるくらいでなければならないと思っているのです
峠を越さないうちに中途半端に熱を下げてはいけません

薬局に行って「葛根湯」を買って来ました
パッケージには「ひきはじめの風邪に」書いてあり
ワタクシの持論から言えば、そんな時に薬は飲んではいけないのですが
これは発汗作用の高い漢方薬がメインになっていて
身体の代謝を高めて風邪に立ち向かうための薬ではないかと思うのです

漢方薬って、そんなとこありますよね
症状そのものを治すというよりは、それに負けない身体を作る作用

...と、ここまで書いてきて気が付いたのですが
机の上に置いた手の冷たさがいまひとつだなぁ

というわけで、風邪の予兆があるのに、ちっとも熱が上がらず困っています


『月刊みすず』という雑誌の今月号(11月号)で
中井久夫さんという、本業は精神科のドクターで神戸大学の名誉教授らしい人ですが
「新型インフルエンザ流行への私的準備」と題した文章を載せていて
これがなかなか興味深く面白かったですね。一読をお薦めします

と書いても、この本って置いている書店が少ないんですね
  置いてありさえすれば、まず無料でもらえるんですが
だから手にとって読む機会を得られない人のために、ちょっとだけ書いておくと...

タミフルの原料って知ってました? インフルエンザの特効薬の
あれって香辛料の八角からつくるんですってよ
もちろん、豚の角煮を作るのに入れる程度では駄目なんですけど
中国南部にインフルエンザが格段に少ない地域があって
そこの住民は何を食べているのか調べたことから見つかったんだそうですよ

中国とくれば漢方薬、インフルエンザに役立ちそうな漢方薬は無いか
もちろんさっきのワタクシの話もそうなんだけど
罹ってからというよりは予防的見地、負けない身体を作るという観点で
「ササヘルス」「板藍茶(ばんらんちゃ)」の名前が紹介されてます

もちろん、筆者の専門は精神科ですので医者としての公式見解ではなく
一市民としての好奇的エッセイ、そのつもりで読んだ方がいいです
タイトルはあくまでも「私的準備」ですから
  お医者さんがこう言ってるから、と
  盲目的に「ササヘルス」や「板藍茶」を買い占めないように(笑)

ちなみに深谷図書館にはこの雑誌が置いてあります>近隣の人