グーグルアース
なんだ今頃と言われるかもしれませんが
この週末、グーグルアース(Google Earth)をインストールして試してみたら
その面白さにすっかりハマッてしまいました
グーグルアースというのは地球上のあらゆる場所にジャンプして
衛星画像、地図、地形、3D の建物を表示できるというサービスで
このところ『奇想遺産』、『奇想遺産(2)』とか
『死ぬまでに見たい世界の名建築1001』という本を読んでいるので
本の写真だけでは「どんなところに建っているんだ?」という点がよく判らないのを
けっこう補ってくれるので便利なのですね
なにより「世界を股にかけてひとっとび」してくれるのが便利だし
しかも、それがまるでスーパーヒーローが遭難している人の元へ
空を飛んで駆けつけるみたいな画面の動きがワクワクするんですね
グーグルマップでも各地の画像は見られるけど
この「空を飛んで駆けつける」動きがありませんからね
それにあちらは真上からの画像だけです
こっちは視点を傾けて斜めからの画像を見ることができますからね
そこに3Dが加わるから、リアリティが増してくるのです
新婚旅行でパリに行ったときは
地下鉄を駆使して市内に点在する観光スポットを訪ねたので
お互いの位置関係がよく判らなかったのですが
これを見て「ああ、こことあそこは近所だったんだ」
...いまごろ判っても意味無いかもしれませんが
それにしてもエッフェル塔ってこんなに街の真ん中にあるのに
歩いていて「見えた」という記憶が無いんですよね
エッフェル塔嫌いのモーパッサンがエッフェル塔が見えない場所として
そこにあるレストランをよく利用したという有名な話があるんですけどね
いろいろいじくっていて気づいたのが
オートスクロール...と呼ぶのかどうか、自動で移動してくれる機能です
これは圧巻です。まるでヘリコプターか小型機で地上を見ながら飛んでいる気分
たまたま京都を見ていたので、そこから南西方向に移動させると
田園風景を過ぎ、やがて神戸のビル群が近づいてきて
最初は地平線のあたりに小さく見えていた明石海峡大橋が少しずつ大きくなってきます
あの橋のタワーの高さは約300mですからね
高度250mの視点で移動していると、最後にはケーブルがすぐ脇を流れてゆきます
すごい迫力です
ワタクシ、コンピューターゲームには興味が無かったのですが
フライトシミュレーション物にはハマッてしまいそうです
景色を見ながらのんびり飛んでいるだけですけど
ひとつ不思議だったのが東京都庁の3D画像が無いということ
第二庁舎はあるんだけど、本庁舎と議会棟のが無いんですよ
誰も作らんのかなぁ?
あれ? 上に載せたグーグルのデモ映像には本庁舎があるぞ
作らんのかなぁ、って書いたけど
これはユーザーがボランティアで作って登録もできるみたいです
...自分ん家のを作っちゃおうか
ちょっとやってみようとしたら
どれでもむやみに作って構わないというのではなく
グーグル側で「これを作ってね」という候補があるみたいです
ということに夢中になっていたので
昨日は新しい記事を書けなかったのかというと
半分はそうですが、半分は体調不良
夕方から寒気がしてきたので、食事を終えたらすぐに布団に入って読書してました
朝になったら収まっていましたが
あいかわらず「なんか風邪をひきそうだなぁ」という状態が続いています