花の写真を撮っていると
いや、そうでなくても年に一、二度欲しくなるものがあります
...アングルファンダーです

これまで何度も欲しいと思いながら購入を思いとどまっていたのは
ひとえに「高価い《たかい》！」という一点でありました
ＰＥＮＴＡＸ純正は39,000円もするんですよ。カメラ本体が買えてしまう値段です

ところが、最近になって汎用品があることを知ってしまったのです
お値段が、なんと5,680円！　ほとんど７分の１です
...さっそく注文してしまいました。定形外郵便なら送料無料

で、届いたものがこんな箱入りなんですけどね
中身はそこそこしっかりしています
質感もよく、カメラに取り付けても安っぽさを感じさせません

汎用品ですから
各メーカーのカメラのアイピース取り付け溝に合わせたアダプターを介します
ペンタックス用があるのは当然ですが
そのほかニコン、キヤノン（２種類）、ライカ用が付属しています
ミノルタ（ソニー）はアダプター不要で、オリンパスはキヤノン22mm用で兼用するようです
他社のは試しようが無いので判りませんが
ペンタックス用はカメラにしっかり取り付けることができ
あまりにしっかり過ぎるので、アダプタはもうカメラにつけっぱなしですね
必要な時にアングルファインダー本体を付けるようにしました

このシーガル社製のアングルファインダーには
2倍切り替えと2.5倍切り替えの機種もあるそうですが
今回購入したのは一番安い切り替え無しのタイプです
まぁマクロレンズで精密なピント合わせをしようというのではなく
単にローアングルで構図を決めたいという程度ですので
これでも充分かなぁと思います
ただ、やっぱり普段のアイレベルファインダーに較べると
「画像が遠くにあるように感じる」のは否めませんね
『隔靴掻痒』という言葉を思い出しました

なにもわざわざ付属品につけなくても、と思えるような安っぽいブロワーブラシはともかく
スポンジ素材のソフトケースは気の利いた付属品です
これをポケットに入れておくだけで
写真のバリエーションが広がりそうな、そんな気分にさせてくれます

なかなかいい買い物でした