今日はレンズに凝ってみた

 





午後、『SPACE 結』に行って来ました
昨日から始まった「ガラス二人展」を見るためです

...いや、見るためと書きましたが
いつも久保田さんのご厚意で写真を撮らせてもらっているワタクシにとっては
写真撮影のお稽古、みたいな気分があるのですね
今日は、「ほ」さんが時々使っているのに刺激され
自分も30年以上も前に買って持っている
「SMC PENTAX-M 50mm f1.4」というレンズを装着して行きました

ワタクシのカメラは「PENTAX K100D Super」という数年前に買ったモデルですが
このメーカー(今はHOYAの一ブランドになったけど)の素敵なところは
こういう過去の資産が未だに使えるということです

ただし、残念なことにいくつか制約があります
 ・マニュアルモードでは絞り値がファインダーで確認できない
 ・絞り優先モードで使う時は開放値でしか使えない
   シャッター速度優先モードはレンズが対応していません

昔のレンズなので絞り値などの情報は機械的な接続でボディに伝えていたのでしょう
今のカメラは電気接点で情報をやり取りしてますからね
おかげでカメラのファインダーを覗いても適正露出が判りません
写真館のオヤジやプロカメラマンの助手がやっているように
単体の露出計を被写体の傍まで持って行けばいいのでしょうが
そんなもの持っていません
子供の頃、我々の親がやっていたように「今日は曇りだから...」と
絞りやシャッタースピードを自分で決めて撮ってみるのですが
慣れないことゆえ見事に露出オーバー、おっと今度はアンダー
まぁ、デジカメですから失敗したら削除できるのがメリットです(笑)
しかし、このレンズを最初に着けて使っていた「PENTAX MX」よりも使いにくいとは
  MX は「電池がなくても使える」フルマニュアル機でした
  電池を使うのは露出計の部分のみで
  それまで針式の露出形を内蔵するカメラが多い中でいち早くLEDを採用し
  適正露出はもとより、意図的なオーバーやアンダーが素早く得られたものでした

マニュアルモードではあまりに使いにくいので
開放値(f1.4)固定と割り切って絞り優先モードで使うことにしたら
とりあえず露出についてはカメラ任せにできるようになりましたが
それにしても被写界深度を自分でいじれないのがもどかしいですね
ちょっとこれでは浅すぎます

ああそうか
バッグの中には「SMC PENTAX-M 28mm f2.8」も入れていたのだから
そちらでも試してみればよかったんだ





こういうガラス器の展示が始まると、いよいよ夏だなぁと思います
その前に鬱陶しい梅雨があるんですけどね

鈴木努さん、広田直さんという二人の若手作家の作品が
涼やかに並んでいます

Caféではアイスコーヒーもメニューに加わったそうです
 
 

~夏の彩(いろどり)~ガラス二人展
2010.6.12~6.20 11:00-18:00
入場無料
会場:時遊空館 SPACE 結