修理予算は110万円?

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さて、事故の話の続きであります

と言ったところで、おとといの晩にクルマを預けて帰ってきて以来
先方の保険会社から何の連絡もないので、特に進展はありません
昨日アジャスターがワタクシのクルマを見に行ったかどうかも不明であります
けっこう壊れてたからなぁ、修理できるんだろうか?

この「だろうか?」というのは技術的に、という意味もありますが
金銭的な意味合いが大きいのです。つまり費用の出所が気になるのですね
連絡がないから、とりあえずこちらで勝手にいろいろ考えたのですが...

まず、ワタクシのクルマの時価額というものがいったいいくらなのか?
同程度のクルマの中古価格が参考になるわけですが
2001年式で13万km以上も走っているクルマがそうそう市中に出回っているはずもなく
そうなると買ったときの10%...20~25万くらいか
まぁオーナーの欲目で25万としても、修理の見積もりがこの金額を超えれば「全損」
悔しいけどそうなっちゃうんですよ
対物補償1000万とか無制限とか掛けていたって新車を買ってもらえるわけではありません
考え方としては「25万出せば同程度のが買えるんだから、修理にそれ以上は出せない」
きっとそういうことなんでしょう。この考え方には裁判したって勝てません

しかしそれじゃぁ、古いクルマはみんな「全損」ですよ
だって人が手をかけて直す修理代は、マス生産の価格と違って高いんですから
それに25万円で「あとは諦めてください」って言われれば示談がこじれるのは必定です

というわけで、保険会社によって名称に違いはありますが
「修理するんだったら、もう50万円まで出しましょう」という特約があります
対物超過修理費用補償特約とか、対物全損時修理差額費用特約
などという名称で呼ばれているものです
事故の相手がこの特約をつけていれば75万円までは修理代を出してもらえます
  つけていなければ25万円です
  それに「実際に修理すること」が条件なので現金で貰うことはできません

で、ワタクシのクルマの修理費用が75万円を超えてしまったら...?

ワタクシは自分で自分の車に車両保険を掛けています
これは協定保険価額といって、保険期間を通じて一定額を限度に補償されます
つまり時価と違って毎月刻々と下がることがないのです...これが110万円 (^^ゞ

おいおい、時価25万のクルマに110万の保険を掛けているのかよと言われそうですが
毎日の通勤や買い物、たまに小諸YHや鼓土里座に行くという実用的価値でありまして
保険会社もそれを認めて契約してくれてるんですから...それなりの保険料は払ってるけど

まぁ、対物保険と車両保険は概念が違うということでしょうが
この車両保険を使えば修理費用を110万円まで出すことが可能になります
  残念ながら保険金の二重取りはできないので
  相手から75万円もしくは25万円もらったら、その分は控除されます

自分の保険を使うと、翌年の割引に影響するんじゃないかと懸念するところですが
今回は自分の過失がゼロで、当て逃げと違って相手を確認していますので
どうやらこれはノーカウント事故として扱われるみたいです
  週が明けたら保険会社に確認しようと思います

ということで、110万円までの修理費用なら保険で支払い可能になるようです
で、さらにそれ以上修理代がかかるということになったら...

正直、修理して乗れるようになったとしても
タイヤはとっくに交換時期を迎えているし、秋には車検が待ってるしで
どうやら来週は決断を迫られることになりそうです