循環する水

 


こないだ、サスケと散歩していて
ある地域で上水道施設と下水道施設が隣接していることに気がつきました

ここから流れていった水が、人々の生活用水として使われ
  もちろん体内を通る場合もあるでしょう
そしてまたここに戻ってくる...妙に感心してしまいました
いや、本当に循環しているわけじゃありませんけどね


余談になりますが、下水道を設置する場合
「流域人口」という言葉が適切かどうかは判りませんが
地方は人口密度が低いという問題があります
特に農村部は集落が点在し、無人の畑の中を何キロも下水管を通す必要があったりして
そうなると下水道建設コストというものが
利用者一人あたりで見たら、べらぼうな金額になるのですね
だったら大規模な下水処理場を一ヶ所設けるよりも
集落単位で小規模な処理場を作った方が合理的になるのです
もちろん農業用水の水質保全というのが何よりの目的ですが
その結果、地方都市では市街地よりも農村部のほうが下水動が整備されている
という現象が生じてしまうのです
  我が家は市街化区域にあって都市計画税も課せられているのに
  下水道ができるという話はついぞ聞いたことはありません
  で、10分ほど歩いた市街化調整区域には、地区の下水処理場があるのです
  (この写真とは別の処理場ですけどね...ここは徒歩20分くらい)



それにしても、排水処理のプロセスを説明するこの看板
望遠レンズが無いと読めません