解の公式
昨夜、食事の時に娘が
「お父さん、『カイノコウシキ』って知ってる」
と訊ねてきて、エックスだのルートだのといった呪文を唱えたのです
なんじゃぁ、そりゃ!?
思い起こせば遥か昔
因数分解とか2次方程式などという言葉は聞いた記憶がありますが
カイノコウシキという言葉は初耳です
食事が終わってPCを立ち上げ「かいのこうしき」で検索したところ
それが「解の公式」だということが判りました
そしてそれ自体がひとつの何かではなく
「2次方程式の解の公式」とか「3次方程式の解の公式」という
一般的な使い方をするのだということも判りました
しかし、国語として言葉が判っただけでは役に立たないのです
あくまで数学として内容が判らねばなりません
娘がちゃんと教えろと迫ってくるのですが
ヒットしたページを開いてみても
そこに書いてある事柄が理解できません
だってそうじゃないですか
10個のリンゴを3人で分けたらどうだというのならイメージが湧きますが
と言われても何のイメージも湧いてきません
何がなんだか判らないけど答えだけは出るんですね
だから公式なのでしょうけど
でも、怪盗xや、abcの正体が判ったとしても
結果がゼロならどうしようもないじゃないですか
...いや、そんなことを言ってるのではないのか
とにかく娘に説明できなくて困っています
嗚呼、私は貝になりたい
どなたが開設したのか知りませんが、こんなサイトを見つけました(中学数学の基本問題)
昔風に言うなら「計算ドリル」みたいなもんですかね
今夜も娘と二人で答えを出し合っていたのですが
だんだん真剣になってくる自分に気付きます(笑)
それにしても自分が中学生だった頃、こんなことやったっけ?
コメント
kume
こんな方程式がすらすら解けたら
庭師なんかやっていません
トチロウ
おっと、昔懐かしい公式、という感じです。
いちおう、理科系のワタクシです。
どんな複雑な2次方程式でも
「イコール」の左右で、お互いにお話をして
うまくやり繰りをすれば、右をゼロにできます。
その後で、この式に「abc」を当てはめると
「x」が分かっちゃう
というものだったと思います。
「だから、なんなのさ?」
ううむ、何なのでしょうね?
「数学よりも国語の成績が良かった理系ニンゲンですから」
という、意味不明の言い訳をして
終わりにしたいと思います。
まつお
▽kumeさん
職人さんの経験による仕事を数値化すると
理にかなった公式が導き出せると思いますよ
でも、誰もがその公式どおりにできないところが
素人とプロの違いでしょう
まつお
▽トチロウさん
判りやすい説明をありがとうございます
移項とか因数分解なんて言われるよりも理解できます
というわけで解き方は判ったのですが
そもそも実社会において
xを自乗しなければならない事情というのが想像つかないのです
...ううむ、歳とると屁理屈(と駄洒落)が多くなっていけません