カンカラ三線

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そういえば、まだ三線の全容をお見せしていませんでしたね
ジャーン!


...蛇皮を張ったものではないのです (^^ゞ

ご存知の方も多いでしょうが、これは俗に『カンカラ三線』といいまして
胴が空き缶でできているのですね

第二次大戦後、アメリカ軍占領下の沖縄で
折りたたみベッドの枠を棹に、空き缶を胴に、
パラシュートの紐を弦にして生まれたといいます

今も自作で楽しんだり学校教材として使われたりしているそうです
キットも売られているので、それを買って作ろうかとも思ったのですが
たまたま中古でお安く手に入りそうだったので
そちらを選んでしまったのです

いかにも空き缶という銀色のボディーに角材みたいな無塗装の棹という
素朴な姿もそれなりに「いかにも」という魅力がありますが
これはそういった「弾きたいからやむにやまれず自作した」というものではなく
どちらかというと「観光土産」的な雰囲気ですね


紅型の胴巻き(ティーガー)も装着して、飾っておくのに見劣りしません

  15年間錆びませんというシールが貼ってありますが
  中古なので、あと何年で15年になるのか不明です

  写真では判りにくいですが、棹の先にエンドピンをつけたので
  簡単にストラップを装着できます...ダイソーで買ってきた手芸用の紐ですけど
  500gを切る軽さなので紐で充分です


カンカラ三線はオープンバックが多いのですが(空き缶利用ですからね)
これは蓋がしっかり固定されています...強度がありそうです



はは、実は棹のサイドにしっかりアンチョコを貼り付けています (^^ゞ

とまあ、こんなんで遊んでおります