祈りの木彫たち

 


この週末、わが町深谷では『七夕まつり』が開催されておったのですが
うだるような暑さの中、人ごみの中に出かけて行こうという気持ちが湧いてこず
と言いながら、妻沼の『福は内』熱いつけめん食べて (^^ゞ 『SPACE 結』に行きました

『木の仕事・絵の仕事』...井崎正治さんの作品展です

井崎さんの木彫りによる人物は、ずんぐりとした下膨れの胴体に短足、小顔
というフォルムが特徴的なのですが、それはもっぱら男性像でありまして
女性像はそうでもありません
でも、それはロングドレスを着ているから見えないだけで
本当はやっぱり同じなのかもしれないのですが、そうは思わないことにします

人形を作る人は皆同じだと思うのですが
何よりも目を描き入れる瞬間というのが一番緊張し、心を注入するのではないでしょうか
ファインダー越しに表情を見ていると
「祈り」という言葉が頭に浮かんできたのでした



『私のあかり』



『風をいただく』



『あいさつ』


それにしても、室内とはいえ夏の日差しが差し込む午後2時にこんな写真を撮ってくるとは
ワタクシもずいぶんヘソ曲がりではあります (^^ゞ

大泉生活文化研究所サイトの木彫紹介記事 ⇒ クリック

 

もちろん、木彫りの人形たちだけではなく
椅子やトレー、小物入れなど
実用的で、かつデザインの優れた(もちろんしっかり丁寧に作られた)生活雑貨
いろいろ展示されています

ほどよくエアコンの効いた『SPACE 結』でスツールに座り
おしゃべりを楽しみながら、午後のひと時を過ごしてきたのでした


     

~木の仕事・絵の仕事~ 井崎正治展
2011.7.5~7.17 11:00-18:00
入場無料
会場:時遊空館 SPACE 結

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問い合わせ先:大泉生活文化研究所
〒370-0521 群馬県邑楽郡大泉町住吉19-1
0276-63-0178