エフエムふっかちゃん

 


今朝、サスケを連れて(連れられて?)散歩をしていたら
遠くから防災無線の放送が聞こえてきました
あれって、一斉にがなり立てると聞き取れなくなってしまうから
地区ごとにずらして放送するのですね
だからもうすぐこの近くでも明瞭な放送が流れるだろうと
顔を上げて見回したら...ワタクシの周辺にはスピーカーがありませんでした


この時ふと思い出したのが
昨年の市議会で防災FMの可能性を質問した議員さんのことでした
市の答弁は、免許の関係もあってコミュニティーFMを開局することが前提になり
開局経費として5千万円かかるんだそうです

  防災無線に9億円の予算を計上するのなら
  5千万円で導入できるコミュニティーFMを
  検討してもいいのではないか

と議員さんはたたみかけるのですが、面白い提案だなぁと思ったものです
たしかに聞き取りにくい防災無線よりもラジオの方が絶対にいい
でも、市が言うようにラジオは防災無線を補完するけど
取って代わるものではないと言うのも事実です
だって、防災無線は行政側がスイッチを入れれば声が出るけど
ラジオはこちらがスイッチを入れない限り何もしゃべりません
それにだいいちワタクシはふだんラジオを聞かないし
聞こうと思ったらクルマに乗らなければなりません

  思い違いかもしれませんが、群馬県太田市の『FM TARO』
  市民に受信用ラジオを配ったというような話を聞いたことがあります

そういった意味ではまだまだ防災無線は必要なのかもしれないけど
それもだんだん『メール配信サービス』で代替できるような気もします
メールだと市外にいても情報をキャッチできるしね

もちろん事件があったときだけの防災放送とは違い
コミュニティー放送だと他の時間に流すプログラム作りがたいへんでしょうし
維持費用も気になるところです
でもまぁ商店街やら農協の人にも参加してもらって
もちろん自治会や幼稚園のイベントも実況中継するような
こてこてのローカル局があっても面白いのではないでしょうか

...というわけで、上の画像の上にマウスを載せてみてください