読書中
こないだ、郷愁を誘う床屋さんの写真を載せたら
ふと伊丹十三さんのエッセイを思い出しました
読み返そうと思っても、今はもう家にありません
いや、あるのかもしれないけど、だとすれば納戸の奥の箱の中です
探すよりは図書館で借り出す方が早いと予約したのですが
伊丹さんのダンディズムを綴ったエッセイを読んだら
きっと山口瞳さんのも読みたくなるに決まってますので
検索してみたところ『礼儀作法入門』は無かったのですが
『酒呑みの自己弁護』がありました...ああ、この本も持ってたな
というわけで両方借りてきて、懐かしく読んでいます
ところで、『女たちよ!』はもともと文藝春秋で単行本が出て(1968)
文庫化されたのが1975年、当然でしょうが文春文庫でした
でも、図書館にあったのは2005年発行の新潮文庫版なのです
同様に『酒呑みの自己弁護』は1973年に新潮社から単行本が出て
発行年は不明だけど
ワタクシが持っていたのは新潮文庫版だったはずです
ところが図書館から借りてきたのは2010年発行のちくま文庫版
よい本はいつまでも残したいという
出版社を超えた編集者の心意気でしょうか
夢中になって読んでいるので
ブログの方はちょっとおろそかになります
コメント
エンドウマメ
最近は、五木寛之さんの「親鸞」を図書館で借りて読んでいます。
上下巻なので、読み応えがあります。 なかなか、順番が回って
来ませんでしたけどね。 最近はネットで取り寄せて貰えるので
ありがたい。 永六輔さんのエッセイも、借りてこようっと。
まつお
▽エンドウマメさん
人気の新刊は予約が殺到して
順番が回ってくるまで半年かかることもありますよね
ようやく順番が来る頃には読む気が失せている本もありますが
所詮そういうのは一時のブーム的な本で
ライブラリの残せる本は待ってでも新鮮な感動があります
日本では公共図書館は新刊書店の敵、みたいな感じですが
国土の広いアメリカでは出版社が図書館に積極的に献本して
見本代わりに読んでもらうという発想らしいです
気に入ったらAmazonに注文して手元にどうぞ、ということでしょう