バングラデシュ・コンサート

 


前の記事で『We Are The World』に触れたところで
今はもう知らない人もいるかと思いますので簡単に説明しますと
1985年に、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングで
作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー
プロデュースが大御所のクインシー・ジョーンズということで
45人の豪華アーティストが集結して録音されたのですね

この年の7月には「20世紀最大のチャリティ・コンサート」と言われた『ライヴ・エイド』
流れをさかのぼって1984年の『バンド・エイド』があるわけですが
そのルーツは、1971年の『バングラデシュ・コンサート』にあると思うのです

主宰したのは元ビートルズのジョージ・ハリスン
賛同して参加したミュージシャンの中には
ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、レオン・ラッセルといった人たちがいたのですが
当時中学2年生だったワタクシの興味の中にはそういったミュージシャンはなく
当然このレコードも聞くことはなかったのです
ところが先日、たまたま図書館の棚でCDを見つけ、手にとってジャケット写真を見た途端
中学生時代を過ごした町に新しくできたショッピングセンターの2階にあった
レコード屋さんの情景が脳裏に浮かんできたのですね
自分でもちょっと驚きました

当時は、このレコードの存在が社会現象だったのでしょうかねぇ
  3枚組で5,000円だったかな、と覚えているところがやっぱり...
コンサートから40年経って、ようやくこれを聴きました