かなしゃ 愛のうた

 


しばらく前に注文しておいて、きのう届いたCDです

朝崎郁恵さんという人を、このCDのことを教えてもらうまで知らなかったのですが
以前図書館で借りてきた『沖縄ソングス~懐かさぬ風~』というコンピレーションアルバムで
「十九の春」という歌を歌っていた人でした

でも、本当はこの人、琉球民謡ではなく奄美のシマ唄を歌う人なのですね

このアルバムでは、その奄美のシマ唄を含めて
宮沢賢治、高野辰之、北原白秋といった日本の唱歌もとりあげ
全体として童謡がメインの選曲となっています

そのせいでもあるのでしょうか
ほら、奄美のシマ唄というとワタクシはつい、元ちとせさんを連想してしまうのですが
彼女の歌のような「情念」を感じることなく
というよりは、そういうことはすべて飲み込んで超えてしまった
「無邪気」さを感じてしまうのです

一緒に楽しんでいるのは城田純二、松田ari幸一、天野SHO...
みんなが自分の音楽を持ち寄って、ジャンルを越えた素敵なアルバムに仕上がっています
  嗚呼、純二さんの「Si Bheag Si Mhor」は、なんとまろやかな響きなんだろう!
  SHOさんの「Aiあふれて」も、とても気持ちよい曲です
  そしてもちろんariさんのハーモニカも最高!

みなさんが楽しんで作ったことが象徴されているような歌が一曲目の「稲すり」なのですが
これにはさらにゲストが参加して、その中の一人、原結奈さんとは
実はワタクシ面識があるのです...2、3ヶ月に一回は顔を合わせているんじゃないかな
そうだ、今度あったらCDにサインしてもらおうかな(笑)