燃える洗濯物

 
萌える洗濯物だったらちょいと艶めかしいのですが(笑)
燃える洗濯物というのは穏やかではありません
きのう、こんなニュースを見つけました

乾燥機や除湿機の誤った使い方などにより、火災事故が起きていることから、梅雨時を前にNITE(製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけた。 NITEが行った実験では、美容オイルがついたタオルを洗濯し、乾燥機に入れたところ、タオルに残っていたオイルが酸化して、およそ70分後に発火した。 NITEによると、2006年度から2010年度までに乾燥機や除湿機による事故は、死亡事故1件を含む261件発生しているという。 NITE製品安全センターの長田 敏参事官は「洗濯したときに、実は美容オイルは、完全に除去することはできない。美容オイルなどがついたバスタオルは、乾燥機を使わないで洗濯をしていただきたい」と話した。 事故は、使用頻度の増える梅雨時の6月から増える傾向にあるため、NITEは注意を呼びかけている
FNN(フジニュースネットワーク)
リンク先にはショッキングな映像があります

以前...まだ独身の頃だったと思うから20数年、いや、もっと前かもしれませんが
「コインランドリーで作業服を洗い、持ち帰るクルマの中で燃え上がった」
という事件が頻発したことがありました。原因は同じです

「コインランドリー」で「油のついた作業服」
「家庭」で「美容オイル」

乾燥機が一般家庭に普及し、生活が豊かになったんだなぁ(笑)


ところで、これって他人事ではないんです

最近、洗濯物を外に干す時間的(人的?)余裕がない生活をしていて
去年の夏にドラム式の洗濯乾燥機を買ったのをいいことに
夜中に洗濯・乾燥するパターンを続けています
スイッチを入れて寝ると、朝起きた直後にちょうど乾燥が終わり
それを畳んで引き出しなどに仕舞って仕事に向かうというルーチンワークです

洗濯中に、例えばホースが外れて水浸しになるというトラブルはまだいいのです
熟睡していて気づかない可能性は高いけど、それでもまだワタクシは家にいます
最悪、仕事を休んで後始末をしても、まだ建物は残っているでしょう

問題なのが乾燥させた衣類が燃え上がるというアクシデントです
これは少し時間をおいて燃え上がることもあるわけですから
その時はもう家には誰もいないのですね
イヌたちだって吠えさえしても、消火活動はしてくれません
仕事場で市役所からの火災速報メールにおびえる日々を送っています

  昔のニュースが頭にこびりついていて
  乾燥機に対する潜在的恐怖心を持っているということに
  最近になって気づきました (^^ゞ

ドラム式ですから、洗濯槽に入れたままにして蓋を閉めておけば
完全ではないけど密封されるので、燃え上がりにくいのではないか?
でも、それだと折角の洗濯物に臭いがついてしまうしなぁ

ジレンマに悩まされながら、今夜もスイッチを入れて寝ることにします
...あ、でも明日は休日だから見張ってられるな