電子化したのは文庫本だけではなく
こんなのもあります

以前にも触れたかもしれませんが
今でこそこうやってブログを使って近況報告などの情報発信していますが
ずっと以前は冊子形式で「お手紙通信」と称したものを作っておりました
途中からはワープロを導入しましたが、最初は手書きだったのですね
それをコンビニでコピーして、多いときには20数人の友人に送っていました

冊子のタイトルは『こないだ』といいます
「こないだ」の出来事を仲間に報告するという、内容そのままですね（笑）

創刊から３０年くらい経って、さすがに紙も傷んできているのですが
かといって捨てるもの忍びないというので、スキャンしてみたのです
　　Ｂ５版で作ってあるため、「コボちゃん」では縮小された状態となり
　　さすがに手書き文字では読みにくいです。読むときは拡大表示が必要ですね

錆びたステープルの針を外して読み込ませるのは結構な手間でしたが
スキャナに通しながら斜め読みしているだけでもいろんなことを思い出しました
それどころか、すっかり忘れていたこともあったりして
例えばワタクシはまだ東北新幹線に乗ったことがないと思っていたのですが
これを見ると、創刊の数ヶ月前に郡山から（当時は終点の）大宮まで乗っているようなのです
第１回の野反湖フィールドフォークコンサートを見に行ったことも載っています
クロスカントリスキーをやったり建築探偵をやったり
...あんまり今のブログと変らんなぁ (^^ゞ

とまぁ、一冊あたり１０数ページから２０ページくらいのを
ちょうどバインダー一冊分、通巻３４号までスキャンしたのですが
この後の号をどうするかで悩んでいます
というのも、知っている人は知っているでしょうが
３５号は１０８ページもあるのです
しかも、それは電子化、というかＨＴＭＬで作り直して
ずっと前からインターネットで公開しているのですね
⇒ おろしや国酔狂譚
だからそれを見ればいいのかもしれないけれど
やっぱりオリジナルはオリジナルということで
スキャンしようかなと思いながら
ページ数の多さに圧倒され、夏が終わるのを待っているところです
　　そういや３５号にはロシア各所でちぎってきた
　　トイレットペーパーが並べて貼ってあったのだが
　　あの質感はスキャナでは再現できないだろうな