青梅? ここでいいのだ

 


たしか、あれは青梅だった...よなぁ

自信無げに記憶をたどろうとしたのは
国立での用務を終え、矢川駅から立川駅に戻り
乗り換え電車の案内を見ていたときでした

  この日の午後、矢川駅から同じ南武線で30分ほど行った武蔵溝ノ口で
  『mareka & junji デュオライブ』が催されることになっていて(なんという偶然!)
  これからでも間に合いそうなタイミングだったのですが、あいにく満員札止め
  それで、中央線で都心に出ようかと立川に戻ったということだったのですね

思い出そうとしていたのは、以前 taguさんのブログで見た
古い映画看板をあちこちに掲示していた町...赤塚不二夫さんの記念館もあったな
それがどうも青梅だったように思うのですが、いまひとつ自信がない

どうして急にそんなことを思い出そうとしたかというと
都心とは反対方向に青梅線が分岐していて、まもなく電車が出るところだったのですね
ツレアイの実家に行くのにこちら方面を素通りすることはあっても
わざわざ観光目的で来ようとはなかなか思わない場所ですからね
こういう機会にちょいと行ってみるのも悪くはないんじゃないかな
いや、こういう機会だからこそ行けるのです...が、青梅じゃなかったらどうしよう

やっぱり違ったと言って引き返すには、立川からけっこう電車に乗りますからね
せめて車両が珍しい型式なら乗っているだけでも意味がありそうですが
ありふれたE233系だからなぁ

なぁんて不安と戸惑い、葛藤を抱えながら青梅駅のホームに降り立ったのですが
...「あたり」でした


それでは歩いてみますか、『ぶらり青梅宿』


改札に通じる通路には、さっそく映画看板が並んでいます


整然と「昭和レトロ」が並ぶのではなく
混在しているところが却って自然さを感じます
でも、考えたら映画看板こそないけど深谷だってこんなものだな


映画看板抜きでも興味をそそるお店


これが『赤塚不二夫会館』。入館料払って中も見てきました


いわゆる「看板建築」ってやつでしょうか
以前は神田神保町あたりにこんな建物がいっぱいあったなぁ


祝日(この日は秋分の日)に国旗を掲げるのは昭和の習慣だった
ワタクシの家も中学生の頃まではやっていました


で、さっきのバスが停まる場所がここ


お、コレクションが一枚増えたぞ!



この日は駅近くの住江町商店街を歩いてきただけですが
もう少し範囲を広げ、本腰を入れて路上観察すると
昭和だけではなく江戸期などの歴史的なものや
トマソン物件なども見つけることができるでしょう

また行ってみるかな
 


追記:taguさんのブログ記事を見つけました
「これでいいのだ」
「青梅」