埼玉りそな銀行に、それこそ埼玉銀行時代から口座を持っているのですが
　　埼玉⇒協和埼玉⇒あさひ⇒埼玉りそな　と変遷
ここ５、６年、いやひょっとするともっと前から通帳を紛失しています
目下、家計のメインや普段の小遣い用には別の口座を使っているので
通帳がなくなっても不自由していない、半ば休眠口座だったのですが
最近になって、ちょっと別に管理しておきたいお金がありまして
それをこの口座に入れようと思ったのですね
...と書くとなにやら意味深ですが、月々数千円の積み立てをしようと思ったのです

そうなると、やっぱり通帳があったほうが判りやすいよね
というわけで1,000円の手数料を払う覚悟を決めて再発行してもらいに行ったのです
　　つまりこれまで、その1,000円が惜しかったわけです (^^ゞ
すると窓口で「ＴＩＭＯにしませんか？」と声を掛けられたのですね
ＴＩＭＯというのは無通帳口座の商品名で
通帳を発行しない代わりに金利やＡＴＭ使用料で優遇しますよ、というもの
金利が優遇されたって、ワタクシの残高程度じゃ何の得もないのだけれど
再発行手数料が要らないというのに心が動きました

通帳があれば余白にメモが書けて、積み立ての管理には便利なのですが
それにもまして1,000円が要らないというのに目がくらみました（笑）
でまぁ、入出金の管理は毎月こまめにネットからダウンロードするという
自分にはまったく向いていないマメな作業を課すことにして
ＴＩＭＯ口座に移行してしまったのですが
しばらく経って、銀行から書留で封筒が届きました

「なぁんだ、結局再発行したじゃん」

封を切ってみると、中から出てきたのは通帳でした
ページを開くとワタクシが通帳を紛失して以来、未記帳だった部分が印字されています
つまりＴＩＭＯ口座に移行するにしても、それ以前の未記帳部分を無視するわけにはゆかず
いったん通帳を再発行して記帳してしまう必要があった、と想像したのですが
この分については手数料というのを請求されていないのですよ
要するに、無料で再発行して記帳した後に無通帳口座に移行というわけです

さて...

もしここでワタクシが「ＴＩＭＯ口座をやめて、通常の口座に戻します」と言うと
贈られてきた通帳をそのまま使うか、それともまた新しい通帳を発行するのか判りませんが
いずれにせよ手数料がかからずに移行できそうな気がするのです
もしそうであれば、単純に通帳再発行でかかる1,000円の手数料が
ＴＩＭＯ口座移行を経由することで無料になってしまうことになります
銀行側からすると、通常の再発行に較べて手間やコストは数倍かかるでしょう
　　これを送ってくる書留送料だって必要ですし
それなのに手数料がかからないなんて、不思議な話です