さようなら

 
昨夜は『SPACE 結』で Lagniappe のライブがありまして
半年ぶりの小室等さんと、2週間ぶりのゆいちゃんの歌声に
気持ちよいひと時を過ごしてきたのであります

素敵な歌が次々と披露された中に
表題の「さようなら」という歌がありました

「これは谷川俊太郎さんの詩に
 ご子息の谷川賢作さんが曲をつけられて...」

そう紹介されて歌い始めたとき
ワタクシは心の中で「あ、あ~」と叫んでしまいました
ちょうど前の日、この詩を読んだばっかりだったのです
それで「あ」だったのですが「、あ~」には別の意味がありました
どこで読んだかが思い出せなかったのです (^^ゞ

新聞なのか雑誌なのか、ウェブサイトのコンテンツなのか
とにかく誰かの文章の中にこの詩が引用されていたはずなのですが
それが何だったかが思い出せなかったのです

別にワタクシは一日中いろんな文章を読む仕事をしているわけではありません
昼間はまったく別の仕事していますし
仕事場への往復はマイカーのハンドルを握っていますので読書はできません
つまり、一日に読む文章の数なんて知れたものなのです
...それでもどこで読んだのかが思い出せない

その、自分に対する情けない気持ちが「、あ~」だったのですね

家に帰って前日の新聞や、寝床で読んでいた本をめくってみましたが
谷川さんの詩は見つかりませんでした
それではネットのどこかの記事の中で読んだのでしょうか
「谷川俊太郎」「ぼくもういかなきゃなんない(冒頭の一節です)」
これをキーワードに検索して見ましたが
上位にヒットした中には、ワタクシが読んだ記憶のある記事はありませんでした

そのかわり、また厭な発見をしてしまったのです
この歌は、矢野顕子さんも『ピヤノアキコ。』というアルバムで歌っているそうです

このアルバムはウチにもあって、中の「愛について」はお気に入りの曲なのです
調べたら「さようなら」は「愛について」の前に収録されていました
...気がつかなかった

というわけで、もちろん Lagniappe のライブは素晴らしかったのですが
ちょいとばかし自信を失いかけた晩でもありました (^^ゞ