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写真素材 [フォトライブラリー]

本日で11月が終わろうとしていますが
今年はスーパークルビズとかで、10月まで夏服、ノーネクタイでした
月が替わって衣替え、冬服に着替えて仕事に行き始めて数日後
「ズボンが破れていますよ」と部下から声をかけられました

見るとお尻の下、右の太腿の裏あたりがざっくりと破れています
あわててズボンを脱いで仔細に見ると
(直接の原因ではあるかもしれませんが)何かを引っ掛けたというよりは
生地が弱っていていつ破れても仕方ない状態だったことが判りました

このスーツは確か4年前に某紳士服チェーン店で
信じられないような格安バーゲン、目玉品、サイズが合えばお買い得だったのを
運よくピッタリだったので買ってきたものですが
いまどきここまで擦り切れるかと思えるほど生地が傷んでしまっていました
破れた場所ばかりではなく、別の場所の縫い目もほころびかけていて
これがバーゲン品の限界だったのでしょう
...いちおうウールマークはついていたんですけどね

結局一度も着なかったけどチョッキも付いた三つ揃いで
色柄や生地の質感、デザインも気に入っていたんですよ
上着はまだまだ無事だったから替え上着として残そうかとも思ったのですが
そういう風に着るには合わなさそうだし
またジャケットで出かける機会もほとんどないので
ズボンと一緒に廃棄することにしました。一度も着なかったチョッキも


で、別の上着を出してきたら、ボタンが一個無くなっています
いや、これは春に片付けるときにクリーニング店で気がついてたんです
でもまぁ秋に着るとき付ければいいやと
そのままクリーニングして仕舞ったんですね
で、その秋になってボタンを付けようとしたら共布はあるけど予備ボタンが無い
あわてて100均に買いに走ったけど、意外と紳士服に合うようなボタンが無いのです
結局、大きな衣料品店の手芸コーナーで探し出しましたけど
その時思ったのは「捨てる前にボタンを外しておけば良かった」ということ

子供の頃、ワタクシの母親は必ずボタンは外して残しておき
それを補修だけではなく自分で縫った服に使いまわしていたものでしたが
当時ボタンを貯めていた赤いセルロイドの箱が
懐かしく脳裏に浮かんだことでした