へこそうじ
仕事場で朝礼をやって、最後に体操をするわけなんですが
上体を動かしているうちにシャツの裾がズボンからはみ出てきます
でもってトイレに行ってベルトを緩めて...
という具体的限定的なシチュエーションでなくとも
日常のいろんな場面でシャツの裾を直すことがよくあります
この動作というか作業のことを何と呼びますか?
「へこそうじ」って言葉、使いませんか? 使いませんね (^^ゞ
ワタクシも頭には浮かぶけど、周りで聞いたことないから口にはしません
でも、九州にいた子供のころは使ってたんですよ、周りのみんなも
「へこそうじ」の「へこ」は「兵児帯」のことですね
いったん帯を緩めて着物の乱れを直すから「兵児掃除」なんでしょう
そう思えば特段変わった言葉ではないと思うし
これに代わる単語が思いつかないのでなかなか便利な言葉だとも思うのですが
地域あるいは時代限定の言葉なんでしょうかねぇ
今、自分の周りで耳にすることはありません
と、ここまで書いて何か違和感を感じ、ちょっと調べたら
「へこ」には「褌」という字をあて
文字通り「ふんどし」の意味で使うこともあるそうです
そうなると「へこそうじ」は、褌のズレをただすことから
今だったらパンツのズレを直すことになります
なるほど、そういわれてみると単純にシャツの裾を直すだけではなく
一緒にパンツをたくし上げたりすることも含めて「へこそうじ」だったような
それに第一、この言葉を使うのは男児ばっかりだったよなぁ
まぁ、いつぞやの「きんめし」同様、ネット上でヒットしない言葉なんですが
これはワタクシ以外に使っている人がいたはずなんですよ
名乗り出てもらいたいものです
コメント
トチロウ
「へこそうじ」ですか?
京都生まれの私は使ったこと、聞いたことがありません。
九州言葉なのでしょうね。
まつお
▽トチロウさん
これが方言(俚言)なのか、ちょっとまだ判りかねるところもあるのですが
ずっと同じ土地に住んでいると言葉の変遷に飲み込まれてしまい
むしろ「昔住んでいた」人のほうが古い言葉を覚えていることがありますね
関西弁も、大阪商人の言葉や、河内弁、京言葉が融合して
「標準関西弁」になりつつあるような気がします