邂逅・グレープフルーツ
こないだ仕事から帰宅すると、珍しくテレビが点いていて
グレープフルーツのことを放映しておりました
食卓の準備を進めながらチラチラ目をやっていたら
グレープフルーツの名前の由来について、アメリカの農園主が
「一本の枝にたくさんの実がまとまって生っているだろ
それがブドウ(グレープ)の房のように見えるからさ」
ああ、そうだったのか!
ようやく腑に落ちました
中学生の頃、英語の教師がこう言ったのです
「アメリカにはグレープフルーツという夏ミカンみたいな果物があって
切ると中がブドウのような色をしている」
グレープフルーツなんて初めて聞く名前です
果実が赤紫色のミカンなんて見たことがありません
へぇ、外国には変わった果物があるもんだと思ったものでした
その後ほどなく(調べたら1971年6月15日だそうです)
福岡市の天神にダイエーの『ショッパーズプラザ福岡』がオープンします
昔ながらのスーパーマーケットは渡辺通りにあったのですが
こちらはビル2棟からなる大型商業施設です
いろんなものが揃っていて、そこでワタクシはグレープフルーツを見つけ
親にねだって買ってもらったのでした
ところが、家に帰って包丁で切ってみると
中は夏ミカンと同じ黄色。先生が言ったようなブドウの色ではなかったのです
ビックリしました...
ガッカリしました...
その後さらに10年くらい経って「ルビー」とよばれる
果実が赤紫色をしたグレープフルーツに出会って
ああ、これこそグレープフルーツだと思ったのですが
全部が全部ブドウ色をしているわけじゃないのに
どうしてグレープフルーツと呼ぶのかという疑問が残っていたのです
2015年の今、ようやく納得しました(笑)
このサイトを見たら ⇒ ここ
グレープフルーツが大量に輸入されるようになったのは
1970年代くらいからだそうですね
まさにそのころの出来事だったわけです
生まれた時から店頭にグレープフルーツが並んでいる世代には
バカバカしい話なのかもしれません
コメント
トチロウ
初めて我が家にグレープフルーツが来たとき
夏みかんや八朔のように皮をむいて食べようとしたら
やたら皮がむきにくかったのを覚えています。
皮をむかずに切って食べる
という方法を知ったのは、いつからだったのか?
それが思い出せません。
まつお
▽トチロウさん
(諸般²でご返事が遅くなりました)
そういえば、自分は逆に
最初から二つに切ってスプーンでほじくっていたような...
どうしてそんな食べ方を知っていたんでしょ?
英語のセンセが教えてくれてたのかな
ちなみに、夏みかんや八朔はそれ以前から
みかんは中学生時代に食べるのをやめました
...どうも皮をむくのが面倒臭い (^^ゞ バナナも食べない