宮崎ワールド in 鼓土里座~私たちは 忘れない
日曜日(5日)、久しぶりに鼓土里座に行ってきました
標記のコンサートを聴くためです
昨年亡くなったマンドリン奏者、宮崎勝之さんを偲んで
多くのミュージシャンや、彼を慕う人たちが集まりました
コンサートの様子などは
すでにあちこちのブログや facebook などで紹介されてますので
そちらにお任せして、おそらく個人的な思い出であろうことを書きます
宮崎さんがよく歌っていた歌に
『誰かが星をみていた』というのがあります(詞⁄新沢としひこ 曲⁄中川ひろたか)
ひところ小室等さんもこれをよく歌っていて
共演したことをきっかけに宮崎さんも歌うようになったとのことでした
もともと幼稚園とか子供会関係のイベントで流されるような歌で
ウチにも『トラや帽子店(バンド名)』の音源があるのですが
いい歌に子供向け、大人向けの区別はありませんよね
鼓土里座ではこの歌を、嬉しいことに藍田真一さん、ゆい菌、が取り上げてくれ
2回も聴くことができました
アフリカのゾウたちは草原に寝ころんで、南極のペンギンたちは氷山に寝ころんで
そしてニッポンのボクたちは物干し台に寝ころんで流れ星を見ているという歌なのですが
あるとき宮崎さんは間違えて
「ゾウが物干し台に寝ころんで」いるように歌ったらしいのです
そしてその情景が思い浮かんで、可笑しくなって吹き出したということでした
漫画チックな絵にすると、ほのぼのとしていい雰囲気ですけど
実物サイズだと...物干し台が壊れますよね
というエピソードを聞いて以来
ワタクシは宮崎さんがこの歌を歌うたびに
また間違ってしまわないかと
ハラハラしながら(半分期待して...笑)聴いてしまったものでした
もう間違いバージョンを聴きたくても聴けないんだよねぇ
コンサートが終わって外に出ると、雨
あいにく星が見える空ではありませんでしたが
それでもホタルがやってきて星の代わりを務めてくれました
飛び回らないから「流れ星」って感じじゃなかったけど
右側にぼんやり写っているのは河野沙羅ちゃんの手です
彼女は素手でホタルを捕まえて
レンズの前の葉っぱの上に乗せようとしてくれたのでした
YouTube で見つけた宮崎さんの歌唱です
間違えてないって判っていても
やっぱりハラハラしながら聴いてしまいます
コメント
匿名
宮崎さんを知ったのは、86年くらいでした。 85年にフォークスが
同じ頃に、じゅんじさんと末松さんとがバードランドを結成されました。
じゅんじさんがアメリカに行くと云うので、加入されたのが宮崎さんで
すごいマンドリンプレイに度肝を抜かれたのを・・・昨日の様に思い出します。
まつお
ワタクシの場合、宮崎さんとの出会いは
2004年、16年ぶりで観に行った野反湖のコンサートでした
出番を待っている間クルマの中に閉じ籠っていたりして
(今にして思えば虫よけだったのかなぁ...笑)
「近寄り難そうな人」というのが第一印象で
声をかけたりしたのは翌年以降だったように思います
もちろん実際に話してみると気さくな人で、その後
ステージの上からは感動を、舞台裏からは優しさをいただきました