阿波の海(其の弐)
国道11号をさらに東に進み、南に向きが変わったところで県道183号へ左折
峠を越えて橋を渡ると島田島、『鳴門スカイライン』と呼ばれているルートです
『四方見展望台』という場所があったのでクルマを停めると...
大鳴門橋が半分しか見えない(笑)
でもって、少し歩いて坂道を降りるとウチノ海がよく見えました
海上に点在しているのは、何かを養殖しているのかと思ったのですが
どうも魚釣り用の筏みたいです
もひとつ橋を渡ると大毛島。本日のメーンエベント、鳴門のうず潮観潮です
淡路島からも観潮船が出ているそうなのですが
鳴門側から船を出しているのは2社あって
小さい船のほうが小回りが利いて近くまで寄ってもらえそうな気がしたので
この時点では、ワタクシ、うず潮というものは
洗濯機のように大きな渦が一つできて
周りのものを飲み込んでしまうと思っていたのですね (^^ゞ
観光港ではなく漁港から出る方の会社を選んだところ
乗り込んだのは2組4名、ほぼ貸し切り状態でした
...まぁ、たまたまでしょうね。前後の便はそこそこ乗客がいましたから
船は岬を越え、うず潮発生現場に向かってグングン進んでゆきます
このスピード感はこのサイズの船ならではですね。気分が盛り上がってきます
ここでまた新潟・村上の「笹川流れ遊覧船」を思い出しました
ほどなく神戸淡路鳴門自動車道・大鳴門橋の下に着くと
そのあたり一帯で波が白く泡立ち
大小の渦ができては消えてゆきます...ああ、そういうことなんだ
観光写真によく出てくる、洗面台に飲み込まれる水のような渦って
なかなか現れるものではなく
出現してもカメラで追っているうちに形が崩れてしまうんですね
それにしても海の中に現れた水位差にビックリです
1メートルほどの段差ができて海水が流れ落ちているんですから
港に戻って船を降りたら、クルマで丘を登ります
大鳴門橋の橋げたの下に『渦の道』という観光用の通路があって
真上からうず潮が見られるのですね
...もともとここは鉄道(四国新幹線)が通せるように準備された空間のようです
でも明石海峡大橋は道路専用で設計されてますから
淡路島までどうやって列車を走らせてくるのでしょう?
ほかにも鳴門には見どころが山のようにあるのでしょうが
諸般²(しょはんのじじょう)で徳島市街に戻ることにします
途中、ケーキと珈琲で一息入れたり、木工会館で工芸品を見て
本日のお宿にチェックイン...のその前に
クルマを迂回させて県庁前のヨットハーバーというものを見てみました
まぁ、ほんのちょっと、クルマを停めてみた、って程度なんですけどね
この先には和歌山行きのフェリー港があったりもするのですが
どうも自分の中では徳島市街と海が結び付きません