踊らにゃソン、ソン
あれを読んだのは、永六輔さんの本だったかなぁ?
天皇陛下が阿波踊りを観覧したことがあって
そのとき「見る阿呆」という掛け声がモンダイになったって話...
二日にわたって活躍してくれたレンタカーを返しに行って
お約束の刻限には5分遅刻でした (^^ゞ
ガソリンスタンドから「15分くらい遅れます」と電話しておきましたけど
ツレを待たせておいた、待合所を兼ねたバスの営業所に歩いて戻ります
我々の乗るバスが来るまでおよそ3時間。それまで過ごせるところと言えば...
100mほど離れたJR駅前まで行き、タクシーで『阿波おどり会館』へ
ここは夜9時までやっている観光施設なのです
とはいえ、5階から出ている『眉山ロープウェイ』と
3階の『阿波おどりミュージアム』は
それぞれ5時半と5時で終了していました
眉山へは前日登ったけど
逆にロープウェイの営業時間の前だったから
地元の人しか使わないような狭い急坂をクルマで登りました
1階の『あるでよ徳島』は物産店
前日、松茂の『ハレルヤスイーツキッチン』でお菓子類を買っているので
もう買わなくてもいいかとも思うのですが
つい、お酒やラーメンなどを買い足してしまいます
徳島で開発された「LED夢酵母」で仕込まれたお酒です
紙袋が一つ増えてしまいました
動きやすいようバッグは二人で一つにして、昨日のお菓子も詰め込んでいるのですが
その上さらに、今買ったものも詰め込めるでしょうか?
タクシーを使ってここまで来て
買い物だけで帰るのでは面白くありません
やっぱりこれも、でしょう。2階の『阿波おどりホール』で行われる公演です
夜の部は「毎日おどる阿波おどり」と銘打って
市内の有名連が交代で出演しているのですが、この日は「平和連」
男女の踊り手がステージに現れて
様々なフォーメーションや振り付けを見せてくれます
まぁそれは美しく素敵なショーなのですが、やっぱり路上を練り歩く「熱気」は
ここでは味わえないような気がします
残念だけど、それは仕方のないことです
ただ、観客も参加して一緒に踊る時間も設けられていました
ツレは以前に一度ここに来て踊ったことがあるそうです
じゃぁ俺もやってみるかと席を立って出て行ったのですが
慣れないうちは結構難しいです
では、慣れたら簡単かというと...最後まで慣れませんでした (^^ゞ
頭の中でイチニ、イチニとリズムをとっているうちは駄目ですね
ちっともお囃子に乗ることができませんから
すっかり汗をかいてしまいましたが
半分は冷や汗だったでしょうね(笑)
公演を見終えて外に出ると
少し先に見える交差点から先、駅に向かってはお店の明かりなども連なっていますが
阿波おどり会館の前は暗く静まり返っています
もうちょっと賑やかな場所かと思ってたんだけどなぁ
電話でタクシーを呼んでバスの営業所へ
旅の終わりに向けて、カウントダウンが始まりました
「最後に、ラーメン食べてゆこうか?」