蒸気機関車とマスク
年末年始の休みが終わった途端に
今度はインフルエンザに罹患いたしまして
1月の前半は休んでいる日のほうが多かったわけで
そうなると、容赦なく溜まってくる仕事をこなすために...
寝てるか忙しい思いをしているかという
極端な日々を過ごしておりました
で、インフルエンザということが判明して家で寝ていた時のことですが
娘が「これあげる」と黒いカードケースみたいなものをくれました
中を開くとマスクが入っていて、左側のポケットには
例えば食事の時など、一時的に外したものを収納する使い方ができるそうです
なんでも、駅で定期券を買っていたらこれをもらったそうで
なるほど裏面にはJR東日本高崎支社の文字が入っていますね
それはそれでいいとして、どうして蒸気機関車の図柄なんでしょうね?
...ああ、そうか
だって、蒸気機関車には煤煙がつきものじゃないですか
マスクは必需品ですよね(笑)
そう気がついて、はたと膝を打ったのでした
今は、フットボールのスタジアムになっているそうですが
佐賀県の鳥栖駅の脇には、かつて国鉄の機関区と操車場があり
近隣に住む人は、タンスの中の着物まで煤で汚れたといいます
古い映画などで、トンネルに入ったらあわてて窓を閉める
なんてシーンもありますよね
中学生時代の修学旅行で、鹿児島から宮崎まで移動する列車は
蒸気機関車が牽いていたので、結構開け閉めした思い出があります