今週も、氷見

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先週に引き続き、この週末(11日・建国記念の日)も氷見に行ってきました
といっても富山県に行ったのではありません(しつこいぞ!)
今度は同じ埼玉県内の秩父であります...近いからお昼を食べてから出発

寄居から長瀞を過ぎ、皆野に入る手前で右折して吉田方面へ
そうだ、この道を行けばたしか吉田の道の駅があったはず
...トイレだけに寄るつもりが、しっかりこんなことになりました (^^ゞ

『毘沙門氷』という、地元の名水を使ったカキ氷なのだそうです
って、帰ってきてから知ったんですけどね

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小鹿野に入り、国道299号を志賀坂峠方面へ
ところどころ道路脇に立てられた看板で目的地が近づいているのを知り
最後に「左折」の看板で国道を離れ、山の中に入って行きます

たどり着いたところが『尾ノ内の氷柱』
地元の有志が沢水を撒いて作っているらしいのですが
吊り橋から間近に見られるというのがいいですね

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ここを見るには200円の環境整備協力金が必要なのですが
これだけのものを作り上げたり
観光客のために駐車場を整備し、交通整理をしているんですから
喜んで払う気持ちになりますね...無料で甘酒ももらったし(笑)

遊歩道の左右には地元のゆるキャラ®『つららん』のキャンドルが並び
日が沈むと氷柱がライトアップされるようなのですが
こちらは次の目的地を目指します


国道を戻り、吉田からやってきた交差点を反対の両神方面へ折れ
荒川で国道140号に出て大滝に向かいます

ここまで秩父市街を迂回するように走っているのですが、道を曲がるたびに
「ああ、ここはキャンプの帰りに通ったな」
「いつかの正月にこの近くの温泉に入ったな」
10年くらい前まで、この辺りはよく遊びに来てたんだと
懐かしく思い出しました

次の目的地は『三十槌の氷柱(みそつちのつらら)』、到着予定は5時半です
こちらも5時からライトアップが始まります

実は、この日2か所の氷柱を見ようと決めたとき
  もう1か所『あしがくぼの氷柱』もあるのですが
  そこは交通の便がいいので、混みそうだとパス

どちらのライトアップに合わせるかと迷ったのですね。両方は無理ですから
で、『尾ノ内』は間近で見られる良さもあるので昼間でもいいかな
それに夜になってしまう帰り道は広くて明るい国道を使いたいと
こういう順番を考えたのですね

さすがに夕方になって山道を登ってゆくクルマは少ない
というよりもワタクシと、その前を行くもう一台しか視野にはありません
...と、突然カーナビが「しばらく先、600メートルの渋滞です」

なにを阿呆なことを言っているのかと思ったら
大滝の道の駅の前から先が本当に渋滞でした。目的地まであと2km
どう考えても、この時間に三峰神社に参拝に行くクルマや
雁坂峠の有料トンネルをくぐって山梨県に行くクルマはないでしょう

「これ、みんな氷柱見物!?」

賢明で達者な人は道の駅にクルマを停めて歩き出しているようですが
ツレの足では無理でしょう。さっきの『尾ノ内』でも大変でしたから
40分かかって1kmほど進み、国道が新道と旧道に分かれる交差点に来ました
目的地は旧道方向です
時計は6時を回っています。この先どれくらい時間がかかるか予想もつきません
そもそも、氷柱を見て帰るクルマと入れ替わりに進めるわけですから
ライトアップに見とれる人が多ければそれだけ時間がかかるはずです

「今日はもう諦めよう」

クルマの列を離れ、新道側にハンドルを切り
Uターンして戻ってきました
  新道はガラガラ...つまり雁坂峠方面に向かうクルマは
  山の中で理不尽な渋滞に巻き込まれたことになりますね
  「俺の家、すぐその先なんだけど」...って人がいたら気の毒です

まぁ、二兎を追うものは一兎も得ずという言葉があるけど
『尾ノ内の氷柱』はちゃんと見られたから良かったじゃないですか
綺麗な満月を見ながらドライブできて良かったじゃないですか
そう思うことにしましょう

え? 来週? ちょっとそれは微妙です
ただ言えるのは、ライトアップにこだわらず、朝から行って
お蕎麦を食べたり温泉に入って帰って来るのが良さそうだということですね(笑)


おまけ、です

『尾ノ内の氷柱』に向かう途中の国道299号沿いにあった氷柱ですが
まだ、観光名所にはなっていないようです

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