4年たったらまた会いましょう
昨年秋から家の近くでは下水道工事が始まって
道路を掘り起こしていたわけですが
同時に高所作業車も走り回って頭上の工事をしていました
ケーブルテレビが敷設されていたのです
こちらもほぼ工事が終わり、営業さんがやって来ました
いきなり「ごめんください」ではなく
3月26日13時ころ伺います
テレビ設備に詳しい方のご対応お願いします
という内容のチラシをあらかじめ置いていったそうです
いいですねぇ、こういうやり方
もちろん、効率良く説明して回りたいという先方の都合ですが
こっちだって不意に来られるよりも心の準備ができるじゃないですか
「設備に詳しい方」なんて、なんだか大掛かりな話みたいで
世帯主として、ちょっと気分いいですよ(笑)
チラシを受け取ったのはツレだったのですが
「なんでも、タダで見られるんだって」
「え? そんなうまい話はないだろ
キャンペーンで初めの何ヵ月だけがタダなんじゃないの?」
なんて話しているうちに、予告された日時がやってきました
時計の針ピッタリに現れた営業氏によると、本当にタダとのこと
ただし、私どもも商売ですからどこからかお金を頂戴しなければなりません
そう言って説明してくれたタダの仕組みとは...
なんのことはない、ケーブルテレビの回線でインターネットも使えるから
今のプロバイダ契約を乗り換えれば同等の費用でテレビも見られるよ
というものでありました(少なくともワタクシはそう解釈しました)
ケーブルテレビにインターネットがついてくるのではなく
インターネットにケーブルテレビがついてくると考えるわけですね
たしかに費用がネットの通信料金の範囲に収まるなら悪くはないなぁ
そうは言っても後から有料オプションが出てきそうだけど
まんざら怪しい話ではないと思ったけど、タイミングが悪すぎます
何せ我が家は今月光回線の乗り換えをしたばかり
2年間の契約期間内で解約すれば解約手数料が発生します
それと工事代金が向こう30回の分割払いなのですが
30ヵ月間、同じ金額が通信料から割引きしてもらえる契約になっているのです
つまり携帯電話で言う「2年縛り」「毎月割」と同じ仕組みというわけ
この両方をクリアして無傷で解約できる日が巡って来るのは4年後になります
『auひかり』もちょうど4年経ったので乗り換えたのでした
「もう少し早くこの話を持ってきてほしかったですねぇ」
営業氏はあっさりと帰ってゆきましたが
見送るワタクシの心情は
朝の一件があったので、ちょっと複雑な気分でした(笑)
まぁワタクシはもとより、家族も感化されたのか
我が家はあんまりテレビって見ないんですよ
極端な話、台風と地震の時さえあればいい
でも、大地震で電柱が倒れたら
ケーブルテレビって映らなくなるじゃぁないですか
その点テレビは電波だから...あ、その時は電線も切れてるわ (^^ゞ
ところで、ここで質問ですが
この記事の題名を見て
『東京五輪音頭』を思い出した人っていますか?