宮の森の坂道
大倉山ジャンプ競技場...
ワタクシのような札幌オリンピックを知る世代には
やっぱり大倉山シャンツェと呼んだ方が判りやすいのですが
ともあれ、そこに行ってきました
リフトでジャンプ台の脇を昇ると展望台があったり
下には『札幌オリンピックミュージアム』があったり
つまり観光施設としても機能しているわけですね
たしかにここからは札幌市中心部を真西から見る形になり
碁盤の目のように整備された市街の展望が素晴らしいところです
維持費をねん出するためにも、こういう使い方はいいかもしれません
さらに出費が増える、ということもあるのかな?
ワタクシはここに初めて来たのですが
展望台から市街地を臨んで右手に見える
宮の森シャンツェは何度か行ったことがあります
今じゃぁ考えられないかもしれませんが
当時は結構自由に出入りできて
助走路の一番てっぺん、スタート位置にも行ったことがありますし
自分はやったことが無いけど
シーズン最後の大会が終わるとソリを持って行って
ジャンプして遊ぶ人もいたようです
ソリですから飛び上がらずに落ちるだけですが
それでも30mくらいは飛ぶと言ってましたなぁ
ツアーバスで連れて行ってくれた運転手さんが悪ノリして
着地斜面をバスでどこまで行けるか、下から登ったこともある
全日本スキー選手権大会の前日にも行ったことがあって
助走路や着地斜面の脇から練習する選手の写真を撮っていました
よく一般人が追い出されなかったものです(^^ゞ
水色のスーツは当時のトップジャンパーの一人だった八木弘和選手
翌日の本番では優勝したそうです
...って、旅行日程の都合で見に行ってないのです
そうそう、空中でスキー板が外れて片足で着地した選手もいたっけなぁ
今、テレビで競技の様子を見ていると
スタートする時って、選手はコースに渡したバーに座ってますよね
コース中央までお尻をずらして移動しているのが
見ていてとても格好悪いと思うのはワタクシだけでしょうか?
以前はコースの脇のスタート口から飛び出してきて
コース中央で向きを変えて滑り降りたんですよね
スタート口は左右に6か所くらいあって
雪質や風などに合わせてスタート地点の高さを調整する目的ですが
まぁ、確かに今のバー方式の方が細かく調整できる利点もあるし
向きを変えるときのバランスや転倒に気を遣わなくていいのでしょうが
見ていてスマートではないなぁと思ってしまいます
大倉山のジャンプ台を訪ねたとき
ちょうど整備だか清掃をやっているところでしたが
作業している人はアイゼンと命綱を装着していました