羊の数だけ抱きしめて
札幌市街を西のはずれから東南のはずれへ
と言っても自分でハンドルを握ったり
交通機関を使うわけではないので
今あらためて地図を見るまで
位置関係が判りませんでしたが
羊ヶ丘展望台にやってきました
クラーク像の前でお決まりの集合写真
夕日で色づいた羊たちを見たら
はて、バスの出発時刻までどうしよう
羊の数を数えて過ごすには数が少ないし
それに、少々涼しくなってきましたよ
大倉山と順序が逆になって良かったかも
すると傍らに『さっぽろ雪まつり資料館』という建物があり
入ってみると、これまでのポスターやら雪像の模型などが
展示されておりました
実はワタクシ
過去に一度だけ雪まつりに来たことがあるのです
これがまた実にラッキーな話で
大学に卒業論文を出したあと、当時入り浸っていたYH協会で
「ああ、卒業式までヒマだなぁ」とぼやいたら
「雪まつりツアーのリーダーの都合が悪くなったんだ
代わりに行ってくれないか」
というお声がかかったのですね
5名ほどの参加者を連れて東京から苫小牧まで船に乗り
ワタクシだけ個室だった
そのあとマイクロバスで札幌へ行き
3泊がフリータイムだったので
旭川の友人に会いに行ったり、一人で雪まつり会場に行ったり
半ば一人旅みたいな経験をさせていただいたのでした
「札幌に着いた日のお昼は参加費に含まれているから
ラーメン横丁に連れて行ってあげて」
団体行動ってそれだけだったような...
その時の第32回雪まつりのポスターを見つけ
当時の雪像の写真を見ながら
しばし懐かしい思いに浸ったのでありました
実は、羊ヶ丘展望台に行ったのは
今回が初めて、と思い込んでいたのですが
ゆうべ本棚で見つけた古いスタンプ帳をめくると
例の、夏のバスツアーの際に来ていたことが判明しました
自分がリーダーだったのに...
札幌駅北口での解散前に時間が余って
円山公園に行ったことは覚えているんだけど
今朝になり、実家に行って押し入れの天袋を探すと...
忘却とは忘れ去ることなり