ひと日の終わり
幸いにもシカの飛び出しに遭うことなく釧路に戻り
レンタカーを返却します
ピッタリ6時間だと思ったけど
カードをスキャンした公式記録では6時間1分でした
もちろん超過料金はかかりませんでしたが
これも後で判ったのですが、走行距離は182kmでした
帰りの行程が75kmだったのは自分でメモして知っていたので
ざっと30km、浜中町内を走ったことになります
アソコとアソコしか立ち寄ってないんですけどね
近くて遠いは田舎の道とはよく言ったものです
対語として「遠くて近いは男女の道」(笑)
すぐ近くに見えてるのに、そんなに離れてたんだ
そして学生時代は、これをほとんど歩いてたんだ
...バスなんて路線も便数もちょっとだけだったものなぁ
列車に乗る前に夕食を済ませておきましょう
駅前には入りやすそうなお店が見当たらなかったので
幣舞橋まで歩いて、『フィッシャーマンズワーフMOO』に行き
2階の屋台村みたいなところで焼き牡蠣とビールを頼んだら
なかなか牡蠣が出てこなくって、待ちきれずに泡の消えたビールを飲み始めます
海鮮丼も結構時間がかかって、時計を気にしながら待つ羽目になりました
まぁ料理が出てくればワタクシは食べるのが早いので
結果的には充分余裕があったのですけどね
駅に戻って帰りの特急券を購入
売店(セブンイレブン)で缶ビールを買ってホームに出ると
札幌からの『スーパーおおぞら7号』が到着します
乗客が降り、車内清掃をして札幌行き『スーパーおおぞら12号』に変身です
釧路の発時刻は19時ちょうど
札幌を朝出たのが7時だったので、往きも帰りも7時発ということですね
そうか、釧路発19時といえば鈍行『からまつ』の発時刻だ(1980年3月のダイヤ)
あの時の札幌着は翌朝だったけど、今回は日付が変わる前に着けます
そうかそうか、あの日もこの時刻に釧路駅を...あれ?
19時になったのに発車しませんよ
なんと、これに接続する普通列車がシカと衝突して遅れが出ていて
到着して乗り継ぎ客の乗車を待って出発するんだそうです
そんなわけで釧路の出発が7分遅れ、札幌着は4分の遅れでした
4時間走って3分しか回復できないなんて
普段から目一杯、全速で走るギリギリのダイヤを組んでいるのでしょうか
車内アナウンスで
「列車はこれよりシカの多い区間を走行します」
なんて言うんですよ
車内に持ち込んだ缶ビール2本では物足らず
それにお腹もすいてきたので
駅からホテルに戻る途中のコンビニで
ロング缶のビールとおにぎりを買ってきて、シャワーの後で夜食でした
ううむ、釧路で駅弁買っておけばよかったかな
しかし、こうやって地図を重ねてみると
「札幌に来て、フリータイムだったからちょっと」
って距離じゃないよなぁ