1、2、3、の2に行った
北海道の最終日
まずは余市のニッカ蒸留所を訪ねました
旅行前、最初に配られた行程表には
別の場所が見学地だったんですけどねぇ
左党勢力の躍進といったところでしょうか
結婚して間もないころ仙台に旅行し
宮城峡の蒸留所を訪ねたことがあります
山の中の自然豊かなところで
いかにも、と思ったものでしたが
ここは函館本線のほとんど駅前と呼べる場所で
こんなところにあっていいの?
もうちょっと気候風土を感じるような
人里離れた場所を想像していたのでした
まぁ工場ということを考えたら
原料の搬入や商品の出荷も考えなければ、ですから
駅の近くというのは合理的な立地ですよね
そういえば、中学生のころ住んでいた家の近所にも
ニッカの工場がありました(佐賀県鳥栖市)が
見学コースの入り口にあった「会社のあゆみ」には
その九州工場についての記述がありませんでした
...なにか触れたくない事情でもあるのでしょうか?
駅前ということに驚きましたが
幸か不幸か、余市はそれほど大きな町ではありません
それに、新しくて規模の大きな施設は町の中心部を離れて建っているようです
それでも、写真撮るときに
外部の建物が写らないように気を遣いましたが
ニッカの工場では昔ながらの製法でウイスキーが生み出され
静かに熟成の時を過ごしていました
宮城峡のときはマイカーでしたが、今回はバスです
バスですからパスではありません(笑)
このフォントサイズで区別つきますか?
堂々と試飲会場に行ってご自慢のウイスキーを...旨い!
試飲会場を出ると売店です
しかしまぁ近所の酒屋でも売ってるものを
何もここで買って行くこともないと思ったら
しっかり『余市蒸留所限定』というものがあるんですよ
つい買ってしまったけど、どうやって持って帰ろう?
今回の荷物はデイパックひとつで
家族から「どこにお土産入れるの?」と
抗議まじりの眼差しを向けられて家を出てきたのです
結果的に、カメラを出してベルトを緩めることで
ウイスキー(2本)はおろか、このあと買ったものも入りました
...為せば成る!
註)タイトルについて
数年前に聞いた話ですが
バーテンダーさんたちの間で
「イチロー、ニッカ、サントリー」
という言葉があるんだそうです
イチローとは埼玉・秩父のベンチャーウイスキー
日本が誇る旨いウイスキーということらしいですが
なかなか面白い語呂合わせです