僕のコダクローム
1980年代の前半あたり、ワタクシが大学生から社会人に移る時期なのですが
スライド用のポジフィルムで写真を撮っていたことがありました
それは今でも箱に入れて実家の天袋に置いてあり
先日、北海道旅行について記事を書く際に
参考になるものはないかと数十年ぶりに中を見てみたところ...
記憶に無かった羊ヶ丘展望台の写真を発見したのでありますが
その他の写真を含めて、全体に保存状態が良く
きれいに見られたことに驚きました
なにせ、プリント写真はもっと新しいものでさえ褪色してますからね
実は、もう見ることも無いだろうと
数年前に映写機を処分したぐらいでしたが
見てみたら「モッタイナイ」という気持ちが湧いてきました
これもまた「老化現象」ですね。自覚してます(笑)
とはいえ壁、いやスクリーンに映そうにも映写機はありません
当時、簡単なチェック用に買ったビューワーがあるのですが
勤め先の机の引き出しに30年くらい前から入れっぱなし
どんな用事があって持って行ったのか思い出せない
電池を入れ直して使ってみても、いまいち豆電球の色が色味を壊します
先日のブログ記事で使った写真は
パソコンの液晶モニタの上に乗せてカメラで撮ったんです
トレース台(ライトテーブル)代わりにと思いついたのですが
液晶パネルの格子が写ってしまいましたね (^^ゞ
結局、フィルムスキャナを買ってしまいました...中古で
新品で買ってもいいかなというくらいのレベル(価格)の製品で
一般の人が昔の写真を自分でデジタル化する用ですね
だから家にあるフィルムを全部スキャンしたら要らなくなる
よって中古がネットオークションに出回っているというわけでしょう
中には「一週間レンタル」なんて出品もあって、ちょっとビックリしました
まぁたしかにレンタルなら使用後の処分に気を遣わなくて済むし
もちろん貸し手は何度も収入を得ることができます。うまいこと考えたな
ワタクシの場合、短期間に集中して作業できそうもないので
購入してしまいましたけどね
とりあえず数枚スキャンしてみた感想は
けっこう高解像度なので細かいところまで読み込んでいますが
全体的な画質はいまひとつ、ですかね
スライドを直接見た時の鮮やかさが再現できておらず
とても商業写真に使えるようなものではありません
SNSに投稿したり、葉書サイズにプリントする程度
でも、個人の思い出やお楽しみだったらこれでも充分じゃないの
って感じです
下の写真は、キャプチャー後にグラフィックソフトで
トリミングと修正を施しています
他人が見ても面白くない写真でしょうし
ひょっとすると
史料的価値があるものが写っているかもしれないけど
自分が死んだら気にしないで捨てていいからなと
子どもたちには言ってあります
使っていないハードディスクもあることだし
今度の冬休みは
ネガフィルムも含めてスキャンしまくりますか
そうそう、オマケにこれを付けておきますね
今回の記事の題名を見て
「写真」ではなく「音楽」を連想した人のために...