ねぇ、グーグル

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12月の上旬に冷蔵庫を買い換えました
今まで使ってたのが壊れたわけじゃないけど
壊れてからだと中身が心配で落ち着いて選ぶどころではないので
そろそろ買い替え時かなぁと予防的に購入したのです

電器店のカウンターで支払いやら配送の手配など
手続きをしていたら、レジから戻ってきた営業氏が
「お買い上げになったのが対象商品でしたので、これが付きます」
と目の前に置いた箱が、、、『GoogleHome』

あ、いや、決して最新型の高級冷蔵庫を買ったんじゃぁないですよ
メーカーのカタログにも載っていない廉価版のシリーズで
しかも量販店専売モデルと思しき地味なやつなんですよ
それなのに、こんなのがオマケに付くのぉ!?

実は自分もよく判ってないんだけど
つまり「オーケー、グーグル」と呼びかけた声に反応して
そのあと「今日の天気は?」「プロ野球の結果は?」
などといった質問に答えてくれるらしいのですが
この小さな筐体が森羅万象すべてを知っているわけではなく
インターネットのどこからか回答を引っ張ってくる
ということはつまり、こちらの質問をどこかに伝えているわけで
しかも呼びかけられるまで聞き耳を立てているということは
体のいい盗聴器ではないかと言う人もいるようです

いちおうマイクのスイッチをオフにすることはできるのですが
疑いだせばキリがないですからね
聞こえていないフリをしているだけかもしれません

それでもまぁちょっと使ってみるかとセッティングして
リビングダイニングに置いてみたところ
最初は結構面白がって話しかけたんですが
数日で飽きてしまってほったらかし状態です

  こいつが面白くないところは
  「会話が続かない」という理由もありそうです
  ほとんど一問一答形式で終わってしまうのが味気ないんですね

  「ねぇグーグル、今日の天気は?」
  「今日の深谷は予想最高気温...」
  「ありがとう」
  「(無言)」

  「どういたしまして」と答えてもらうためには
  「ねぇグーグル、ありがとう」と言わなければなりません

ともあれ、Bluetooth スピーカーとしても使えるので
スマホに入れておいた音楽を
食事の際にBGMとして流す役には立ちそうです

それにしても、こういう機器は
もはや情報家電ではなく生活家電になってしまったのでしょうか

「ねぇグーグル、冷蔵庫の中の食材でできる料理のレシピ教えて」
「すみません、お役に立てそうにありません」