さて、コーヒーの話だが

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先日、群馬県太田市の図書館利用券を作って本やCDを借りてきたのですが
さっそく今日は仕事帰りに裏を返してきました
...こんなCDがあったんですよ


コーヒーにちなんだ歌のアンソロジーですね

ガロの『学生街の喫茶店』というのは、いかにも、ですね
当時のお茶の水に裏通りみたいな感じなのでしょうが
ワタクシがこの曲を聞いて思い出すのは
北海道の霧多布湿原のはずれにあった喫茶店です
インテリアはそれっぽいのですが
店の裏手に拡がる大平原とのギャップが凄かった(笑)
去年、40年ぶりくらいでクルマで走ったけれど、
店のあった場所はよく判りませんでした

『コーヒー・ルンバ』を歌っているのは井上陽水さんです
さすがにワタクシも西田佐知子世代ではないけれど
陽水さんよりもザ・ピーナッツの方がイメージ強いです
まぁ、それよりもなによりも
この曲を聞くと高速道路のサービスエリアにある
自動販売機を思い出しちゃいますけどね
...絶対にあれは生中継ではなく、別の場所で撮ったものだと思う

『海岸通り』という歌は、イルカではなく及川恒平さんです
イルカさんのは『海岸通』で「り」が無いですね
  「り」を入れて表記しているベストアルバムもあります

クレージーケンバンドの『珈琲ブーガルー』というのは初めて聞きましたが
まぁ落ち着いて珈琲を飲む雰囲気の歌ではありませんな (^^ゞ

で、コーヒーのアンソロジーと言えば、やっぱりこの人でしょう
高田渡さん。もちろん収録されています...『仕事さがし』...嘘だろ、おい!
いや、この歌だって好きだけどさ、やっぱりアレでしょ、『コーヒーブルース』
これを入れずにどうするのと思ったら
息子の高田漣さんのバージョンで入っていました
...ううむ、なかなか変わったことをする選曲者だこと

とまぁ、ふだんワタクシが聞かないジャンルの歌も入っていて
ちょっと面白いCDでありました


ここで余談

歌詞の内容は全然まったくまるっきりコーヒーとは無関係なのですが
何故かいつもコーヒーを連想してしまう歌があります
特に今年のように暑い夏の日
炎天下を歩いてきて喫茶店のドアを開け
椅子に座る間も待てずに、関西人だったらこう叫ぶだろうなぁ
という歌です...中島みゆきさんの『怜子』
  アルバム『愛していると云ってくれ』収録