岐阜ではなく義父のライブに行った話
タイトルを見ても意味が判る人は少ないでしょうし
文章もだらだら書いてます
ハッキリ言って、自分用の備忘録です
...と言い訳して、以下、本文です (^^ゞ
10月13日というのは、お日柄が良いのか
『鼓土里座15周年記念・芸能祭』
『小室等・こむろゆいライブ(小諸YH)』
という魅力的なイベントが重なっていて、しかも
『嬬恋の草刈り』までもが加わってしまった
てっきりその前の3連休だと思い
祭りの神輿担ぎを逃げる口実になると思っていたのだが
どれに行こうかと、迷う以前にその日は出勤日 (^^ゞ
仕方ない、一昨年もそうやったはずだけど
午後から半日休暇を取って小諸YHに行こうかと思っていたら
翌週の、本来休日である20日に研修が入って出社になってしまった
困ったなぁ、その日はもう9月の初めに歯医者の予約を入れてあるぞ
考えて、13日を20日の振り替えということにして丸一日の休日にし
歯医者の予約を取り直したのであるけれど
午後からしか使えないということには変わらない
しかも、翌日の14日は午後の予定がある...
結局、午前中は歯医者に行って午後から小諸
ライブして、盛り上げって、打ち上がって、ハンドル握って帰るだけぇ
という、谷川賢作さんの『北風と太陽』とは
最後で食い違ってしまうことになりました
ちなみに昨年は草刈りと小諸ライブがバッティングし
汗びっしょりのツナギ服のまま、小諸YHに行ったんだよなぁ
疲れていたし、翌日の予定もなかったから泊まったけど
というわけで、当日
予定通り歯医者に行って、11時ころ終わったその足で出発です
今回は、新町で国道17号を離れて藤岡に向かうつもりだったのですが
あっ、と思い出したことがあります
タカナシ乳業の群馬工場が新町にあったはずだ、と
そして、この工場は世界に4カ所しかない
ハーゲンダッツアイスクリームの生産拠点であるという話は聞いていたのですが
原料の生乳には浜中町の牧場で搾られたものが使われている
ということを、こないだ北海道に行って聞いてきたのです
ならば現在執筆中のブログ記事を補完できるネタになるかもと思って
写真を撮りに寄ってみようと思ったのでした
ただ、あとでGoogleMapで見たら、どうもアイスリームの工場は
この写真の建物のさらに向こうにある別棟の工場のようですね
なんとなくそんな気もしたのですが
こちらの建物の方がタカナシ乳業のマークや輝くタンクも見えて
まぁ「絵になる」ので採用です(笑)
高速道路に沿って藤岡にクルマを進め、『いきなり!ステーキ』で昼食です
最近、ハイペースで出店を進めるこのチェーンは、深谷にも進出してきたので
「一度食べに行こう」と、ツレと話していたのですね
だったらどうして藤岡まで来るんだよ、という疑問にお答えしますと
11時に出発してすぐ地元の店に寄ったのでは早すぎる
かといってお昼まで待っていたのでは遅くなる
というわけで、小諸までのルート上にある店を探して藤岡で、となったのでした
ここでまた、あることを思い出しました
数日間にカーラジオで「無料で楽しめる施設」のいくつかをピックアップして
群馬県の『こんにゃくパーク』というのを真っ先に紹介していました
肉が焼けるのを待ちながら調べると、これも通り道からそれほど外れていないようです
ならば行ってみようじゃないのと、カーナビの目的地をセットし直したのでした
行ってみると『こんにゃくパーク』というのは
工場見学と試食、製品購入ができる施設で...と書くとよくあるパターンですが
テーマパーク風に明るくショーアップして作ってあり
単に自社製品の販売だけではなく、中庭には特・農産物直売所やセブンイレブン
足湯や子供が遊べる広場なども設置して
駐車場にはマイカーだけではなく貸し切りバスが何台も停まっていました
場所柄、近くの富岡製糸場とセットで観光客を呼び込もうというのでしょうね
試食コーナーはバイキング形式になっていて
一般的な玉こんにゃくや味噌田楽だけではなく
ラーメン、焼きそば、カレー、挙句にはレバ刺し風に加工したものまであって
これが大人気なのだそうです。もちろん無料
こちらもちょっと立ち寄るつもりが
しっかり見学コースを歩いたり、バイキングでいろいろ食べてみたりして
今回のドライブはどうも行き当たりばったりで、なかなか先に進みません
まだ3分の1くらいしか来てないんじゃないの?
ちょっとマズいぞとペースを上げ、下仁田から内山峠へ
内山峡の通称『コスモス街道』は、ゆっくり写真を撮りたくても
残念ながらコスモス自体がもうほとんど花が終わっていましたので、ほぼ通過
それでも、東御の『道の駅 雷電くるみの里』に寄るのは無理かなぁ
と思ったので『道の駅 ヘルシーテラス佐久南』に寄ることにして
実家の母にと鯉のうま煮を買い求めます
土産物コーナーにもあるのだけど
冷蔵棚にそれより安く買えるものが置いてある
道の駅の前は中部横断自動車道の佐久南IC
ここから佐久北ICまで駆け抜けて小諸はもう目の前...なんだけどまた寄り道
だって小諸に来たらツルヤでジャム買っていかなくっちゃぁ
かくして17時40分、無事に小諸ユースホステルに到着したのでした
そしてそこにはお馴染みの顔、久しぶりの顔、初めての顔...
素敵な笑顔の人たちがライブの始まりを待っていたのでした
小室さんはマイクを使わなかった
「みんな揃っているようだから始めようや」と
予定より10数分早くライブが始まりました
なにせ客席の大半が毎年のように来ている常連ですから
和気あいあいとした雰囲気です
だから演奏中にキーの間違い、歌詞のど忘れがあっても
それが小室さんの「芸」だと楽しんで笑っています
この楽しいひと時を、いつまでも繰り返してほしいものです
ライブの楽しさを引き継いでの交流会
しかしやがて、それは余韻を味わう時間へと向かいます
そして残念ながら、ワタクシはその時間に参加することができません
宿に向かう小室さん・ゆいちゃんを外で見送り
こちらもそのままクルマに乗って小諸YHを後にします
...そうそう、小諸YHといえば
「ねぇ、ゆい。ここには僕たち用のコーヒーカップがあるんだよ」
「?」(控えコーナーでコーヒーを飲んでいたカップを取りに行く)
「ほら、KOMURO Y(ゆい)H(ひとし)って書いてある」
「Uじゃなくて、Oだってば」
ユースホステル(YH)を出て10分で日付が変わりました
軽井沢を過ぎ、峠道を下り、安中に
いつもここを通るたびに気にはなっているものの
食事をする時間帯ではないので通り過ぎていたラーメン屋に立ち寄り
それでも家に着いたのが2時15分でしたから
往きとは所要時間がずいぶん違います
曜日を跨いではしまったけれど
昼から出発してライブを聴きに行くにしては
いろんなことをやった一日が、ようやく終わりました