ここらで少々【ルパン三世フェスティバル】について
 ~2018北海道09

JR浜中駅の待合室にある大型ポスター
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説明しておこうと思います

北海道旅行2日目のゴールとなった浜中町は
漫画家モンキー・パンチ氏の生まれ故郷で
その縁から『ルパン三世』のキャラクターを生かして町おこし
駅や市街地にはルパン一味や銭形警部を使ったサインやオブジェが見られ
いや、公共のものだけではなく、牧場の看板にも絵があしらわれたりして
なんでこんなローカルなところにルパンが? みたいな感じなのです
でもって、ファンにも来てもらって盛り上げよう的なイベントが企画され
それが【ルパン三世フェスティバルin浜中町】なのですね
昨年はルパン三世の連載開始50周年ということで、かなり盛り上がったようです

ということを、昨年、勤め先の社員旅行で札幌に行った際に
フリータイムを利用して浜中に行こうと画策した時に知ったのですね
このイベントは2012年から続いているそうですので
今年も恐らくあるだろう、たぶんウチの旅行とぶつかるな
宿や飛行機の予約が取りにくくなるだろうかと心配したけど
ほとんど影響なかったようです (^^ゞ
まぁ、実際に今年のフェスの日程が正式発表されたのが
こちらが1月に飛行機の予約を取ったあとも後、6月1日でしたから
  開催決定の発表は4月20日でしたね

発表された詳細によると
フェスそのものは9月丸ごと一カ月開催で、スペシャルステージが16日とのこと
予想通り、まともにぶつかってしまったわけですが
逆に言えばトークショーやら、アニメの上映会が行われているときは
皆さんイベント会場に集まっているわけで、こちらにはさほど影響はないはず
華やいだ気分を味わいながら、予定した観光ができるだろう
ルパンフェスとは適度にかかわりながら旅をしようというスタンスで臨んだのです

そんな意味も含めて旅のマスコットにルパンのミニフィギュアを用意し
そしてこれは普段のブログ記事にも利用してみたのですが
実は「浜中行きを計画中」という密かなメッセージであったと
今にして思って欲しいわけなのですね(笑)


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という感じで、ルパンフェスの関係者もワタクシも
それぞれ準備を進めていたのでありますが
9月6日未明に「北海道胆振東部地震」が発生し
それに続く「大規模停電」と復旧後の「節電のお願い」で
開催をどうするかという問題になり
『9月はまるごとルパンフェス!』は継続実施するものの
16日のイベントは中止という決断が下されたのです

まぁ、それしかなかったのでしょうね
参加者が近郊からの日帰り客ばかりなら「延期」という手もあるでしょうが
ゲストも含め飛行機や宿の予約をしている人が多く見込まれますから
それを変更してくれというのは大変です
やっぱり「中止」するしかないんでしょう
この辺りは余震の心配もほとんどなかったと思いますが
イベントなどで、いつもと違った電気の使い方をして
それがもとで再び大停電を引き起こしたら...
まさかとは思うけど無いとは言い切れない、と思ってしまうような状況ですからね
「予定通り実施」するには不安を抱えてしまうので
仕方のない選択だったと思います

それでも、イベントが無くても浜中を訪ねたい
という人もそれなりにいたわけで
関係者も当日限定で予定していたグッズの販売会を開くなど対応した結果
ワタクシが浜中入りした15日から翌16日にかけて
続々とルパンファンが集結していた...ようには見えないんだなぁ(笑)
霧に包まれた市街地は、人影まばらだったんだもの
でも、それなりにいたんですよ。きっと


さて、アニメのファンというと、昨今はコスプレというのがありまして
イベント会場のみならず、コスプレ状態での町内散策が認められているんですね
というわけで前回の記事にあったように「ルパンが温泉に現れる」わけです

『ゆうゆ』のロビーでルパンの姿を見ながら
明日は町の中をこういう人たちが歩き回っているのかなぁ
と思っていたんですが
なにせ地元の人だってほとんど歩いているのを見かけない町です
ちょっと不思議な風景なのかなぁ
いずれにしても、明日はもう市街地には来ないし...

と、その時は思っていたんですけどねぇ