揺れる大地、揺れる心
今朝、起きてからPCの電源を入れ
メールをチェックして、いつも巡回しているブログを見ていると
どうやら福岡で地震があった模様
ふだんから朝のニュースくらいしかテレビを見ないし
ラジオはまったく聞かない
そして休日は新聞を読まない
…見事に情報過疎の人間です
ネットで調べたら昨日(20日)のお昼前だったそうで
まぁこれなら判らなくても仕方ないかな
呑気なことを書いているけど
被害に遇った人にはお気の毒だと思うし
居合わせた人の恐怖感はさぞかしだったと思う
心からお見舞い申し上げます
ところで
最近、地震が多いですね…という論調が怖い
実際には観測される地震は特に増えてはいないという話もある
たしかに、このページを見ると
ニュースにならないような地震が
毎日日本中いたるところで起きていることが判る
地震が増えているのではなく
被害の出る地震が目立っているというのが正確なところなのか
地震に備えよ、と心構えを説く程度ならいいが
不安を煽ってはいけない
パニックになって逃げまどうよりも
「ああ、揺れてるなぁ」と呑気に構えている方が
むしろ安全なことだってある
怖いのは地震ではなく、人心だと思う
ところで、大きな地震のニュースを聞くたびに思い出すのが
ワタクシが子供の頃にあった「松代地震」
まぁ当時ワタクシは博多に住んでいて
今はそうでもないようですが
福岡市民は「福岡市」のことを「博多」と言い
「福岡」と言うときは「福岡県」のことを指します
松代というのはどこにあるのかさえ知らなかったのだけど
現・長野市の一部
真田家の城下町です
埼玉に住むようになって、何度か訪ねました
なんと2年間にわたって連日地震が続き
多い日には有感無感あわせて6,780回の地震を観測したそうです
計算したら、1分間に5回以上ですよ!
揺れの大きさで言えば大地震ではないでしょうが
これはこれでトンデモナイ地震だったと言えます
しかし、こういうところで暮らしていると
地震に対する心構えも我々とは全然違ってくるのかなぁと思うのです