風のアンソロジー【大地】


風になろうよA(南修治)

 大地というテーマになると、どうしても南サンと笠木サンの歌が多くなってしまうのだけど、そこを何とか集めてみました。まぁ聞いてみてください。

Little House On The Prairie(中西俊博)

このアンソロジーでは珍しい演奏のみ(インストロメント)。バイオリンも、こういうふうに弾くと感じがいいねぇ。

わたしの亜麻畑(芸能山城組)

 ロシア民謡なんだそうだ。この合唱団は、世界中どこの民族音楽でも「百年も前から歌っている」ように歌いこなしてしまうのが物凄い。そのうち現地に歌唱指導に行くようになるんじゃないか。

我が大地のうた(フォークス、●●●●、▲▲▲▲、まつお)

 本当はナターシャー&我夢土下座(カムトゲザ)のレコードを使うつもりだったのだが、編者(ワタクシ)のわがままで野反湖のテープを使ってしまった。なんせ我々もいっしょになって歌ったその脇にマイクがあるものだから…ひとこと弁解しておけば、笠木サンは歌詞を少し変えて歌っているぞ。ボクが間違えたんじゃない。

Sunshine on My Shoulders(John Denver)

 どこかのジーンズのCMでこの歌を使ったことがあったっけなぁ。いくら好きな歌でもボクはリーバイしか穿かないからね。誘惑には負け…ないと思うよ。

This Land Is Your Land(Peter, Paul & Mary)

 持ち味の違いかなぁ。ナターシャーが日本語で歌うのもスケールの大きさを感じさせるが、PPMのは軽やかだ。なぎらけんいちの「汽車が見えたら」は曲だけ使って歌詞はまったく別のもの、坂庭サンがバンジョーとコーラスで参加していたっけ。

申し訳ないが気分がいい(岡林信康)

 一時アゴをケガしてカミソリがあてられずに髭を伸ばしたことがあった。そのとき山に登ってしみじみこの歌の真実を知った、というのが『こないだ』26号の表紙と巻頭言の意味なのです。(註:『こないだ』とは、当時友人たちに宛てて出してした個人通信冊子のタイトル。なお、ワタクシは1998年正月より再び髭を伸ばしているが、登山とは縁がなくなっている)

野茨と鳩(フォークス)

 山の上で風に吹かれてこの歌を聞く…これが北原白秋がこの歌に託した「平和な時代」なのだろうか。

丘の上の校舎(ザ・ナターシャーセブン、我夢土下座)

 これまで旅先で見た古い校舎を、この歌を聞きながらいくつもいくつも思い出すことができる。でも、もう建て替えられたかなぁ。

北の国からのテーマ(さだまさし)

 今年のGWに■■サンはバイクにビデオカメラを取り付けて北海道を走り回った。ビデオを見ていると、自分自身がバイクになったようだ…疲れた。

大空と大地の中で(松山千春)

 普通テレビのCMは15秒とか30秒です。この歌を丸々ノーカットで使ったホクレンのCMはそれ自体がひとつの番組だった。

大地にスコップを(南修治)

 誰か仲間の結婚式でこの歌を使えないかなあと考えている。ただ、ボクが歌ってはいけないということはハッキリしている…南サンの歌で、最も好きな一曲。

風になろうよB(南修治)

 というわけで、この長い長いメモのような文章もようやく終わりだ。今が秋というせいでもあるが、目下一番風を感じる場面はやはりすすきの原だと思う。


 ひとりで部屋にこもってテープを編集するだけでもバカだと思うのだが、わざわざ解説まで書いて、それを他人(ひと)に送りつけてしまうなんてますますバカだ…毎年秋になると、やることが陰にこもってしまう。


それをさらに暑苦しい晩にブログに書き写すなんて、さらに阿呆ですなぁ
これを書いてさらに16年、その後知った歌やミュージシャンも多いけど
あんまり変わってないなぁという気がします

なお、作成したテープを聞きながら読まないと意味不明な点もあるのですが
著作権上の理由により
テープをお分けすることはできません
あしからずご諒承ください