追 懐

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2005野反湖フィールドフォークコンサートで
1時間あまりの雨による中断の後に
近くの体育館に会場を移したのですが
1987年のコンサートの際にも
やはり雨でこの体育館が会場になりました

  音がワンワン割れてしまい
  途中トイレに行こうとして外に出たら
  むしろ漏れた音の方が歌詞が聞き取れてビックリした
  今回マイクを使わずナマでやったのは正解だったかも

あのときは、メインの出演者がフォークスで
ゲストがきたやまおさむさんだったのですが
プログラムに載っていない、もう一人の出演者がいました

あのとき何を歌ったのか、今となってはハッキリ覚えていないのですが
なぜか「高鍋」という宮崎県の地名と「雲海」という焼酎の銘柄が
頭に浮かんでくるのです

松崎博彦さん…昨年はきたやまさんが作った『感謝』
しみじみ聴かせてくれたのですが
今年はやはりきたやまさんの『戦争を知らない子供たち'83』
じっくり聴かせてくれました

  今、この歌を歌うのは彼だけかもしれません、ということで
  きたやまさんも自らのレパートリーにすると宣言したとか…

ところで、今回聴いた歌詞は
ワタクシが持っているレコードやソングブックに掲載されたものとは
異なっていました

「これは、きたやまさんが書き加えたんですか?」
「いや、これがきたやまさんのオリジナルの歌詞なんですよ」

ああ、あの歌詞がレコードにできなかった過激な歌詞だったのです
でも、ラストの一節は未来への希望をより強く感じさせると思えました

皮肉にも体育館に会場を移した後は雨は小降りになっていました
が、それでも一度だけ強く降った時がありました
ちょうど松崎さんがボーカルをとっていた時で
屋根を打つ雨の音が彼の声を掻き消してしまったのですが
彼は歌い続け、その歌声は確かに胸に届きました

「松崎さんの歌を初めて聴いたのは、この体育館でしたよ」
「そうですね、あのときのことは良く覚えていますよ」

終演後、こんな会話をしながらサインをしてもらったCD
さっき聴いていたら…「あ、この歌、あの時聴いた歌だ!」