今日は『マラソンの日』
…なのだそうです
紀元前450年9月12日(紀元前490年11月2日説も)、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのを、アテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退した(マラトンの戦い)。アテネの勝利を伝えるためフェイディピデスという兵士が伝令となり、アテネの城門で勝利を告げたまま、絶命したと言われている。
クーベルタン男爵が近代オリンピックを提唱した際に
権威付けというか競技会の正当性を持たせるために
こんな種目を作ったのですね、きっと
というわけで、マラソンは夏季オリンピック全日程の最終種目となっています
いつも思うんですよ
と言いながらスポーツ中継には興味がない
翌日(または休日明け)の新聞で結果を知るのみ
オリンピックのマラソンはオープン競技にすればいいんじゃないかって
いや、そりゃ記録やメダルを狙って参加する人もいていいと思うし
そういう栄誉は用意してあげるべきでしょう
でも
各国オリンピック委員会ごとに数名ずつの代表選手以外にも
「出たい」と思った人が自由に出られるようにすればと思うのです
そりゃまぁ一般市民まで受け入れたら収拾がつかないから
少なくとも「オリンピックに参加した選手」に限定されるでしょうが
ボクシングの選手だろうが水泳の選手だろうが
オリンピックに参加した選手がマラソンのコースを走って
そのまま閉会式になだれ込む
そういうのが「祭典」ってものじゃないでしょうか
派遣費用の問題があるのかもしれませんが
自分の出場する競技が終わったら帰ってきて閉会式には参加しない
それって何か寂しいような気がするんです
選手を派遣するのは「各国オリンピック委員会」である
高校の教科書で読んだ、この「国を超えた理念」が好きです
逆に言えば「がんばれニッポン」という言葉が好きになれません
…へそまがりですね
コメント
エンドウマメ
マラソンと云えば、円谷幸吉さんが浮かびます。
そして、ピンクピクルスの唄う「一人の道」ですね。
たまに茶木みやこさんのライブに行くと、ソロの時は
唄ってくれます。 思わず、ウルウルしてしまいます。
有森裕子さんの「自分で自分を褒めたいと思います」は
高石ともやさんが発した言葉として、有名になってしまいました。
TodomatsuHouse
▼エンドウマメさん
自分の場合は勝敗を争うスポーツより
記録を競うスポーツが好きなようです
参加する歓び、ゴールする歓び、ベストを尽くす歓び...
女子駅伝のプログラムに載せたというともやさんの言葉も
すべての参加者を称えたかったんだと思います
オリンピックも国の威信をかけるのではなく
すべての選手が一つの五輪旗の下に個人の資格で参加する
そんな世界を思い描いているのです
岡山県庁のウェブサイトに
ともやさんの講演録がありました
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kurashiki/taikaihoukokukouenn.pdf