ワタクシも足袋の日だった(ちかれたび~)

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8日は「足袋の日」だったわけですが
それとは関係なく、ワタクシ、地下足袋を履いて一日歩いておりました

前にちょっと書いた八幡神社のお祭りだったのです
自治会役員OBとして祭典委員に任命され
「神輿担ぎ」の大役(?)をおおせつかったわけです

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今でこそ○○2丁目3番地などと住居表示されておりますが
昔風に言えば大字○○字△△という地名になるわけで
その小字の地区が年番となって
地域の別の場所にある社から八幡神社まで神様を運ぶのです
  年に一度、契りを結ぶ日ではないかと想像します
で、素直に最短距離を行けばいいのに、小字の地区を巡回して行くのです
その道のりはおよそ16km…これを重たい神輿を担いで歩くわけです

もちろん、全行程を同じメンバーで担ぎっぱなしというのは無理です
交代要員を相当数確保しなければならないのですが
さいわいワタクシの住む地区は住民が多く
120人くらいを集めたようです(神輿は20人くらいで担ぎます)
仕方なく来たような人もいますが、これが大好きという人もいます
リーダーが「ここで交代してください!」と声をかけると
目線をそらす人もいれば、嬉々として駆け寄ってくる人もいます

そんな一団が朝10時半から夜の7時まで地域内を練り歩くわけです

しかし神輿を担いで歩くのは大変です
重いというのは当然ですが、足の踏み場が無い
朝のラッシュ時の国電で乗客みんなが移動しているようなもんですよ
しかもワタクシ、巻き爪と陥入爪でありまして
つま先をぶつけたり踏まれたりすると激痛が走るのであります

地下足袋というのは「踏まれてもさほど痛くない」
また「靴と違ってかかとを踏まれても脱げない」
そういう意味で理にかなっているのです

でも、そうは言ってもこれで歩き続けるのは辛いです
着地した時かかとに来るショックが蓄積して
夕方近くなると足が棒のようです
  「捜して見つけた」とエアソールの地下足袋を履いている人がいた

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時折雨がぱらついたけど、ほぼ一日中曇天で暑くもなく寒くもなく
神輿をかついて歩くには何よりの祭り日和でありました


10月10日には神様を送って行かねばなりません
また16km…今度は祝日だからもっと人数が集まるという希望的観測ですが