今日は『鍋の日』

…なのだそうです

いやぁ、暦の上では今日はもう立冬ですよ
ま、今日は暖かかったけど、昨日は肌寒かったなぁ
こんな日には鍋料理が恋しいね

ということで制定したのでしょうが
ウチって、冬にこだわらずに鍋料理食べてる気がするなぁ
さすがに猛暑のさなかに食べることはないけど

「○○鍋」という名前でいろんなバリエーションがあるけど
市販の「ちゃんこ鍋」の出汁というかモトというのがよく判らないのであります
というのも、以前聞いた話では
  ちゃんこ鍋とは相撲部屋で食べる食事の総称で
  カレーライスを作っても、それがちゃんこなんです
つまり「特定の味付けは存在しない」のですね
それなのにどうして…という思いがあるのです
まぁ、強いて言えば「○○部屋オリジナル風味のちゃんこ」と呼ぶのでしょうね

それに習ったわけじゃぁないけど
我が家の鍋も「○○鍋」と呼びようが無いですね
「我が家風」としか言いようがない
結局それでいいんでしょう
その日手に入った材料をブチ込んで作れば
旬のものが食べられて、あるいは経済的で…

しかし鍋ってありがたいですね
よほどめちゃくちゃな味付けをしなければ
最初は材料や調味料がそれぞれ勝手に味を主張していても
ちゃあんと最後には渾然一体となって美味しくなる
ワタクシ、具よりも最後の出汁だけ欲しいことさえあります
「ああ、いいダシがとれたなぁ」
ただ、これを声に出して言うと、厭な顔をされますが


以前友人から聞いたレシピをひとつ

用意するのは豚バラ肉と白菜
これに塩胡椒をかけながら鍋の中に交互に積み重ねてゆくわけです
人数が多ければ寸胴でもいい
全体がかぶる程度に水を入れ、蓋をして煮る

こいつをおろしニンニクを入れたポン酢で食べるわけですが
それだけのことなのに結構旨いんです
野外でも簡単に作れる逸品だと思ってます