愛ひとつあれば

 


今回の大宮行きの目的は
しばらく前にも書いた、南修治さんのコンサートを聴くためでした


 


会場の「カトリック大宮教会」は、3年前に立て替えられた綺麗な建物で
結婚式専用の教会はともかくとして
これまでワタクシが訪ねた教会のイメージを覆すような聖堂でした



普段はミサをやっているとは思えない洒落たホールですよ
しかも、キッズルームまで完備している

やがてステージに登場した南さんは
チノパンを履いて、ボタンダウンじゃなかったけどシャツにはネクタイ
それでギターを抱えて唄う姿は
40年近く前のキャンパスフォーク…というより学校の先生が唄っているみたいですね

ワタクシが南さんの歌に初めて出会ったのは20年くらい前のことです
友人に貰ったカセットテープで聴いたのがきっかけでした
ただし、当時と今では南さんが唄っている歌の趣はかなり違っています
あのころは、自然保護や反原発といったテーマの歌が多かったし
反体制みたいな歌も少なからずあったものでした

不登校の子供との関わりが始まり
子育てや人間関係に悩む人達と心を分かち合う
今はそんな中で生まれた歌が中心だそうです

外に対して攻撃する歌から、内面、心を耕す歌に変わった

ご本人はそのようなことを仰っており
たしかに、聴き手の心の中に届くような歌だと思います
素直になれる歌…ってのかな
いや、ご本人自身が素直に生きようと強く念じているかのように聞こえます
「愛ひとつあれば」

歌の対象やアプローチは変わっても
一貫して流れるものは
「心ゆたかに歩きたい」
それは変わっていませんよね

そうそう、先日送っていただいたCD-R
こんなレーベルを作ってみたのですが
スペースを空けておいた部分に
ご本人のサインをいただいてきました


ところで、南修治さんは恵那の人なのですが
この日はお隣、中津川の
我夢土下座」「土着民」も
新宿でライブだったんですよね

残念ながら、掛け持ちはできませんでしたので
来月、群馬で聴きたいと思っています