レジ袋の持ち手

 
お店で買い物をすると
今は、スーパーはもちろん、一般の商店でも
ポリの、いわゆる「レジ袋」に入れてくれることが多くなったのですが
店員さんが商品を入れた後、持ち手の部分をクルクルねじるようにして
はいどうぞと渡してくれることがあります

実はワタクシ、あれが厭なんですね

店員さんにしてみれば
クルクルねじってひとまとめにした方が
持ちやすいとか、中身が覗かれにくいとか、こぼれにくいとか
まぁそれなりのメリットがあると思っているから
親切でやっているのでしょうね

でも、ワタクシはあれが厭なんです
今日も買い物をして、思わず「あ、それ、やめて」と声に出かかったのを
グッとこらえて受け取ってきました

でも、何で厭なんでしょうね?
これまで「理屈抜きで厭なんだ」と思っていましたが
無意識のうちにもなにかしら理屈があるはずです

…考えてみました

クルクルねじってひとまとめにすると
持ち手の部分が細くなり
荷物を下げたときに手に食い込んで痛そうだから
というのを恐れているのかもしれません

  でも、思い出してみたら、そんな重たい買い物のときではなく
  「ちょっとした」買い物のときにクルクルねじってくれることが多いです

ワタクシはレジ袋を時々「三角折り」にして保存するのですが
持ち手の部分をねじってあると
広げるのが手間だし、広げたときにしわだらけで見栄えが悪い
というのを嫌っているのかもしれません

  でも、「三角折り」なんて手間のかかることをやるくらいだから
  クシャクシャになった持ち手の部分をピンと広げる手間は
  むしろ楽しみが増えているのです

…どうも根拠のある理屈ではなさそうですね

さきほど「親切で」と書きましたが
まぁ店員さんだってたいして理屈も考えずに
接客の一連の流れの中で手が自然に動いているのかもしれません
それに対して「やめてくれ」と静止するのも野暮なので
これからもグッとこらえて受け取るんでしょうね