気になる楽器
ええっと、上の写真はイルカさんのCD『こころね』のジャケットです
彼女の30周年記念アルバムで
ラジオ番組のリスナーから「イルカに歌ってほしい曲」を募集して
新アレンジで録音したセルフカバーのベスト盤…なのですが
彼女が持っている楽器は何?
実は、数日前にもどこかの楽器店のウェブサイトで見かけたのですが
「民族楽器コーナー」にリンクしているバナーの背景に載っていただけで
クリックしても件の楽器は掲載されておりませんでした
しかもその頃はいろんな楽器店のサイトを見て回っていたので
どこのサイトで見たのか思い出せません
三角形のボディが、シンプルでモダンです
民族楽器なのでしょうが、どこか現代美術的な雰囲気もあります
弦は端から短→長→短と並びますから
音程は綺麗に低音→高音とは並んでいないでしょうね
ひょっとすると、半分ずつ伴奏用とメロディ用に分かれているのかもしれません
ブックレットの中にはこの楽器を横から見た写真もあり
ボディの厚みは5、6センチくらいのようです
彼女は右手に弓のようなものを持っていますが
バイオリンやチェロのように弾くことはできないはずです
なぜなら、弦はボディに対して平行に並んでいるから
弓で一本ずつ弾くにはボディに対して弧を描いて張られていなければ
…と思うのだけど、弓を弦に当てている写真もあったりします
どうやって弾くのか、どんな音が出るのか
ちょっと気になっているのですが
なにせ名前さえ判らないものですから
調べようにも手がかりがありません
と諦めかけたのですが、箱状のハープということで
チターの線から探してみたら…ビンゴ!
『ボウド・プサルテリー』という名前の楽器だということが判りました
ついでに演奏スタイルや音色を紹介しているページも見つけたのですが
あの弦をどうやって弾き分けるかが今ひとつよく判りません
キットで販売しているところも見つけたのですが
ちょっといたずらで試してみるようなお値段ではありませんでした
コメント
ARMY
はいはいいーっ。
所有しておりましたですー。
弓奏プサリタリ。
音は弓奏ダルシマに近いけど、チューニングがオープンメジャーだから。
弾ける曲が限られますね。
音は・・・近所迷惑でした(笑)
現物とちゃんとした演奏でしたら、5月に茨城の美野里で開催される、
ダルシマー&オートハープフェスで見聞きできますよー。
まつお
▽ARMYさん
いやぁ、書いてみるもんですね
あっさりと「持っていた」という人が現れるとは
…過去形というのがこの楽器の手ごわさを感じさせます
やっぱり近所迷惑ですか
弓で弾く楽器って、小さい音を出そうと力を抜くと
音程が狂って変な音になってしまう気がします
昔、お子様用のバイオリンで懲りました
というわけで、ワタクシが持っても
インテリアにしかならないように思えてきました