タチヒのエベレーター

しばらく前に見に行った映画
『フラガール』のパンフレットを読み返していました
よく「フラダンス」とひとくくりにして言ってしまいますが
厳密には、ラストシーンのダンスは「タヒチアンダンス」なのだそうです...


以前、仕事場に「タヒチ」を「タチヒ」と言う人がいました
あ、書いていて思い出したけど
この人、「ポラロイド」を「ポロライド」とも言っていたなぁ
雑談なんかしていると
「タチヒに行ってみたいなぁ」とか「ポロライドカメラで写す」なんて言うわけです
上司でしたので「それ、違いますよ」と指摘するのもはばかられて...
今はリタイヤされているけど、まだ近所の仲間たちの間でそう言っているのでしょうね

小さい子供が「エレベーター」のことを「エベレーター」ということがあります
わりとあちこちで耳にする話で、一般的とまでは言わなくても
決して「ウチの子」特有の現象ではないらしいのですが
なんと理由(法則)があるというのです

  発声のための舌の動きなどいくつかの要因が重なり
  子どもたちは無意識のうちに言ってしまっているようなのです
  正しく言っているつもりなのですが、体の機能が言わせている

ふーん
そういえば、伊奈かっぺいさんのカセットテープ(CDで再発売)
青森の人は「お子様ランチ」を「おこさらまんち」
「みどりの窓口」を「まどりのみどぐち」と言う、とあったけど
さしずめそれは津軽弁の発音・発声方法に影響されているのかもしれませんね

「シミュレーション」を「シュミレーション」と言う人がいます
なぁんて他人事のように書いてはいけません。ワタクシも数年前までやってました
言うだけではなく、文章に書いてもいた…ということは
これは無意識の言い間違いではなく
最初にそう聞き間違えてそのまま覚えてしまった、というのが理由のようです

記憶違いといえば、ワタクシ、『大草原の小さな家』の主人公を
「インガルス一家」ではなく「インガスル一家」と呼んでしまいます
いや、それだけならまだしも
時々「イスカンダル一家」と言うことさえあって
これはもう『宇宙戦艦ヤマト』との混同ですね (^^ゝ