腕時計ほしい病

実は、、、ここ数日「腕時計ほしい病」に罹っています

夏から秋にかけてあちこちコンサートツアーの計画もあるし
もちろんそれは出演者ではなく観客しての参加だから
入場料や交通費、会場で売られているグッズの購入もあるだろうということで
余分な出費を抑えなければならない時期ですよ

それになにより、腕時計なんてもう10数年も使ったことがないではないか
本当に必要なのか?

と否定的な理屈を付けても「ほしい!」と思ってしまうところが
「腕時計ほしい病」の病気たるゆえんなのですね


ダイバーウォッチやクロノグラフといった
文字盤がごちゃごちゃした時計も好きなのですが
ああいうのは重いし、それに腕の細いワタクシには大きすぎて似合いません
そこで、むしろシンプルなデザインなものに興味が向かってしまいます

今まで使ったもので一番気に入っていたのが『ピクトウォッチ』です

pictwatch.jpg

…ね、シンプルでしょ

これは1984年に発表されたそうですが
アルバムを探すと、1989年にはワタクシの腕に巻かれていました

  意外と腕時計が写っている写真って少ないものですね
  身体の陰になったり服の袖に隠れていたり
  野外で遊んでいる時ははずしている写真が多かったし...

これ以前に使っていたシチズンの腕時計も
細い長針と短針だけで、文字盤には数字や目盛りが入っていませんでした
細い線で4等分するように十文字が描かれていただけ

この『ピクトウォッチ』、文字盤に描かれた白い丸が短針なのですが
どういう仕掛けで動くのかと言うと
何のことはない、文字盤全体が短針になってぐるぐる回っているわけです

種明かしをすれば「なぁんだ」ですが、そのアイデアとデザインは秀逸です

ずいぶん気に入って使っていたのですが
うっかり落としたときに壊れたのか
それっきり動かなくなってしまいました


今回、「腕時計ほしい病」になってしまったのは
何かの拍子にこの時計を見てしまったのがきっかけでした


アレッシィというブランドで
この機種自体はそれほど好みではないのですが
それでも何か惹かれるものがあり
他にはどんなものがあるのだろうと
さらに調べてみたのが間違いの元でした


クラっときましたね

さすがに衝動買いはしませんでした
上の二つ、どちらもいいなぁと思ってしまい、迷ってしまったのです
フトコロが許せば両方ほしいくらいですが
最初にも書いたように、片方だけ買うのもままなりません

  そういえば、ワタクシこれまで腕時計を複数所有して
  TPOに合わせて使い分けるということはしたことないですね
  これはどちらもお葬式やキャンプでは使いにくそうです

ところで、ふと思ったのですが
こういうデザイン時計って、ベルトが駄目になったらどうしましょ
市販のベルトと交換して使い続けるわけには行きませんよね

前に使っていたシチズンの時計は
最初についていたウレタンのベルトが切れても
市販の革ベルトを2回くらい使った記憶がありますからね

…そうか、革ベルトだと、これからの季節は汗でべたつくなぁ

という口実を無理やり自分に言い聞かせて
もうしばらく悩んでいることにしますか
悩むのも楽しい時間ですから