夏というにはまだ早い

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…どんよりとした曇り空

なんて言ってる場合ではないですね
台風の進路が心配です

折りしも各地で祇園祭のシーズン
博多では明日の追い山を前に飾り山を撤去したそうな
これは史上初のことだそうです

さぞや博多っ子は悔しい思いをしていることでしょう

この街の祇園祭は来週です
関東一の規模を誇るのですが
まだ見たことがありません

朝、仕事場に向かう際に
こうやって提灯を見るだけです


     祭りばやし

詞/松崎博彦  曲/坂庭省悟

       夏というにはまだ早い どんよりとした曇り空
       この街をつつみこんだ 肌にはりつく暑い空気
       子ども心に待ち焦がれ 文月になればときめいて
       やもたてもなく駆け出した 祭ばやしにさそわれて

       夏というには早いのに 浮き足だった街のなか
       そんな街並にこだまする 耳にかすかな祭ばやし
       街は姿をかえつつも 文月になればときめいて
       響く音色に変わりなく 祭ばやしはあでやかに

       悠久の時をこえて 雲間に光る星のよう
       この街にもひとときの 輝きそえる祭ばやし
       昔ほどではないけれど 文月になればときめいて
       黄昏てゆく街並に 祭ばやしは染み渡る

       今はしずかにこの街で 文月になったときめきを
       噛みしめながらいとなんで 祭ばやしを慰めに