氷殺! Ⅱ

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日曜日、だったかな。窓を開けていたらアブのような虫が部屋に入ってきて
お引取り願おうと手で追い払ったのですが、そのまま居座ろうとしたので
仕方なくメーカーから「ただちに御使用を中止していただき」たいと言われている
例のアレを使うことにしました…家にはそれしかなかったもんですから

あの報道以来シューッと吹き付けながら追い回すのは厭だし
それにだいいち薬液で部屋が汚れそうな気もするので
射程圏内を横切って飛行する敵に向かってシュッ、シュッと何度も吹き付けるのですが
前にも書いた通り、いきなりカチンと凍って墜落するなんてことはありません
そのまま飛んで逃げてしまうのですね
それでも根気よく繰り返していたら、ようやく敵は
「寒い、寒いよ~お母さん」と床に落ちてきました
それをティッシュを手にして捕まえたのですが
たかだかアブ一匹を捕まえる(「殺す」ではない)ために
ずいぶんスプレーを使ってしまいました
…これじゃ「325万本も売れた」り「引火した」のも無理はありませんね



Jet01.jpg

さて、このスプレーの自主回収です
開始直後はフリーダイヤルに殺到しているだろうからと控えていたのですが
そのうちネット上からも申し込めるようになりましたので
必要事項を入力して数日待つと、昨日、宅配便で回収キットが届きました



Jet02.jpg

中にはなんと精密機器用の輸送箱、売価280円もする品が入っていました
ストレッチフィルムで中敷に固定します
(詳しい使い方はこちら→



Jet03.jpg

着払い用の送り状には、すでにワタクシの住所や名前が印字済みです
これをクール宅急便で送ります…輸送中に温度が上がらないようにという配慮でしょう
梱包の物々しさといい、まるで不発弾処理ですね
あれ? そもそも宅急便では
「花火、灯油、ガスボンベ、シンナーなどの発火性、揮発性のある物品または火薬類」
送れないことになっているけど、大丈夫なのかな?

  送り状の品名欄には「回収品」とだけ印字されてます

  関係者に反論される前に自分で調べたら
  宅急便約款第6条に「運送の引受けを拒絶することがあります」と書いてあったから
  今回は拒絶しないことになっているみたいです

あとは集荷に来てもらうわけですが
仕事場の近くに営業所があるのでこちらから持って行きましょう
これでライオンが負担する運賃は100円安くなる…って、全国規模で大量ですから
もともと正規運賃ではなく割引運賃を協定していることでしょう
それでも相当な費用がかかるはずです
生半可な企業だったら、これだけで倒産しますよ

そうそう、肝心の代金返金ですが、のちほど郵便為替で送ってくるようです
買った時のレシートなんかありませんからメーカー希望小売価格でしょうね
特売で買っていれば差益が出ます (^^)v


余談ですが、今朝、仕事場でゴキブリを見つけ、普通の殺虫スプレーを使ったのですね
ほんのちょっとシュッとするだけでヒクヒクしてお亡くなりになってしまいました
これだったら可燃ガスも毒性も部屋の中に拡散しないか、しても微量でしょう

ううむ、こっちのほうが安全じゃないか?